BMW 2シリーズ、高性能版の「M235i」に試乗

BMW M235i クーペ

市街地でも超高性能モデルを走らせている実感

それでいて、ラスベガス市街を走らせたときには乗り心地の面で絶妙なサスペンション設定となっていることが確かめられる。ダンパーの減衰力を連続可変制御するMアダプティブサスペンションを装備しているので、走行モードがコンフォートの場合はエンジンや8速ATと統合制御され、路面状態が整わず交通量が多くても余計なストレスを感じない走りを示す。だからといって、サルーンカーのような快適さとは異なり、「M」の名を冠することを忘れさせない範囲の制御となるので、超高性能モデルを走らせている実感が保たれていた。

なお、2シリーズは間もなく日本市場への投入が発表されるはずだ。走りの性能を考えれば、注目すべき価格設定になるに違いない。