50、60、90…続々登場するマツダのCXシリーズ。それぞれの特徴を解説!
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:マツダ 127
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2021年10月、マツダは新世代のクロスオーバーSUVの拡充計画を発表し、FRベースの「ラージ商品群」として「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」と、アメリカの新工場で生産されることになるFFベースの「スモール商品群」として「CX-50」を投入していくことを明らかにしました。
それから2年あまりが経過した現在、日本や欧州ではCX-60が、北米ではCX-50とCX-90が発表され、残すはCX-70とCX-80のみとなっています。
一見すると特徴を掴みづらいそれぞれのモデルですが、どのような違いがあるのでしょうか?
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CX-70とCX-80は詳細が未発表であるものの、プラットフォームやパワートレインはCX-60およびCX-90とほぼ共通しているとされています。つまり、CX-50を除く4つのモデルは非常に共通点が多いということになります。
それぞれの違いを整理してみましょう。
まず、CX-60とCX-70は2列シート、CX-80とCX-90は3列シートを備えたSUVとなります。一方、CX-60とCX-80はナローボディ、CX-70とCX-90はワイドボディというようにグループ化することができます。
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日本国内や欧州では、すでに販売されているCX-60に加えて、CX-80が2023年秋にも追加される見込みです。
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また、CX-90は2023年1月に北米市場で発表されており、CX-70も2023年中に追加されると見られます。
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ナローボディのモデルは主に日本や欧州、ワイドボディのモデルは主に北米などの地域で展開されることが明らかになっていますが、この違いは市場の特性を反映したもののようです。
したがって、ワイドボディを持つCX-70やCX-90が日本で展開される可能性はほぼないと言えそうです。
スモール商品群に属するCX-50は、そのほかのモデルよりも少し小さく、CX-5に近いサイズ感のSUVとなっています。
一方、CX-5よりもワイドなボディを持っているなど主に北米での販売を意識していることが特徴です。
北米ではCX-5も販売されているため、スタイリッシュで都会的な印象の強いCX-5に対して、CX-50はタフでワイルドなSUVという印象を強めることで差別化を図っています。
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日本では「ジムニー/ジムニーシエラ」などの本格オフローダーの人気も高まっており、CX-50の日本導入を求める声もありますが、1920mmという全幅を考慮すると導入の可能性は低いでしょう。
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CX-50を除く4つのモデルはラージ商品群に属し、基本的なコンセプトやデザインは共通しているものの、それぞれの地域のニーズに合わせた味付けが施されているようです。
グローバルでの販売台数が最も多くなると見られるCX-60は、これまでのマツダのラインナップのさらに上をいく上級SUVという位置付けです。
CX-60には、マツダ初のPHEVなどを含む様々なパワートレインが用意されているほか、スポーティな仕様やプレミアムな仕様など、ニーズに合わせたさまざまなグレードが展開されているのが大きな特徴です。
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CX-80の詳細はほとんど明らかにされていませんが、CX-5と「CX-8」の関係のように、基本的にはCX-60の3列シート版と考えてよさそうです。
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ただ、CX-60が登場するまでは、CX-8が国内におけるマツダのフラッグシップSUVであったことから、CX-5よりも上級装備が追加されているなどの違いがあります。
そのため、CX-80のグレード展開やオプション装備については、CX-60よりもさらにプレミアム感を増したものになると考えられます。
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一方、北米では3列シートを備えたCX-90が、CX-70に先駆けて発表されています。
全長5100mm×全幅1994mm×全高1745mmという堂々たるボディで登場したCX-90は、そのスタイリング通りの豪華な内外装を誇ります。
快適装備や安全機能も十分に備わっており、欧米の高級SUVにも引けを取らない1台に仕上げられています。
しかし、CX-70はCX-90の2列シート版という形にはならない可能性が高いようです。関係者からの情報によれば、CX-70はスポーティなイメージを強調したモデルになるとされており、かつての「CX-7」のようなイメージに近いようです。
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このように、プラットフォームは共通していても、実際にはテイストの異なるモデルになると見られています。
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