間も無く登場のCX-80はランクル並みに巨大? ほかのCXシリーズとの関係は?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:マツダ 254
掲載 carview! 文:ピーコックブルー/写真:マツダ 254
間も無く登場が噂されるマツダの新型3列シートSUV「CX-80」。ほかのCXシリーズとの関係からその姿を予想します。
マツダの新世代ラージ商品群の第1弾として2022年9月に発売を開始した「CX-60」は、これまでのマツダ車にはない堂々たるボディを持つ上級SUVとして注目を集めています。
一方マツダは、3列シートSUVである「CX-80」を今後国内投入することを明らかにしています。CX-80の詳細について現時点では明かされていることはほとんどありませんが、搭載されるパワートレインや内外装のデザイン、そして搭載される機能や装備はCX-60をほぼ踏襲する可能性が高そうです。
>>CX-60の価格・スペック詳細はこちら
>>CX-60のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>CX-60のグレード詳細はこちら
それはつまり、「CX-5」と「CX-8」の関係に良く似ています。CX-8は、3列シートを備えるためにホイールベースと全長が長い点以外に、CX-5と外見上の大きな違いはありません。
細かく見れば、フロントマスクの形状やリアの加飾で判断することは可能ですが、よほどクルマに詳しい人でない限り、一見しただけで違いを判別するのは困難なほどです。
このことから、CX-60とCX-80の外見上の違いも最小限になるものと推測されますが、どのような部分で違いが現れるのでしょうか?
>>CX-5の価格・スペック詳細はこちら
>>CX-5のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>CX-5のグレード詳細はこちら
>>CX-8の価格・スペック詳細はこちら
>>CX-8のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>CX-8のグレード詳細はこちら
2列シートのCX-60に対して、3列シートを備えるCX-80のホイールベースおよび全長がより大きくなるのは前述した通りです。では、いったいどれほど大きくなるのでしょうか?
CX-5とCX-8の関係を見ると、それぞれのボディサイズは下記となります。
<CX-5>
全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mm
ホイールベース2700mm
<CX-8>
全長4925mm×全幅1845mm×全高1730mm
ホイールベース2930mm
これを見ると、全幅に大きな違いはないものの、CX-8はCX-5に対してホイールベースが230mm拡大されており、全長も350mm拡大されています。
単純にCX-60に対してCX-80のホイールベースを230mm、全高を350mm拡大すると下記の通りとなります。
<CX-60>
全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm
ホイールベース2870mm
<CX-80(予想)>
全長5090mm×全幅1890mm×全高1685mm
ホイールベース3100mm
なお、マツダは新世代ラージ商品群の第2弾として先日北米にて「CX-90」を発表しました。マツダの現行ラインアップの中で最大のボディを誇るCX-90のサイズは以下の通りです。
<CX-90>
全長5100mm×全幅1994mm×全高1745mm
ホイールベース3120mm
CX-80とCX-90は、全幅以外は同程度となると見られており、CX-80(予想)とCX-90を比べても全幅以外に大差はありません。
走行安定性や衝突安全基準などを満たすために補強材などが追加されるほか、3列目シートの居住性確保などの観点から、実際のボディサイズは若干異なると考えられますが、もしCX-80が全長5m以上、ホイールベース3m以上のボディとなれば、国産車のSUVとしてはトヨタ「ランドクルーザー300」などと肩を並べる堂々としたボディサイズを誇ることになります。
>>ランドクルーザー300の価格・ボディサイズ詳細はこちら
>>ランドクルーザー300のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ランドクルーザー300のグレード詳細はこちら
外見上では大きな違いの見られないCX-5とCX-8ですが、グレード構成や選択可能なオプションはそれぞれ異なるという特徴があります。
これは、売れ筋カテゴリーであるミドルクラスSUVとして多くのユーザーニーズに応える必要のあるCX-5と、マツダの現行ラインナップのなかでは唯一の3列シートを備え、国内でのフラッグシップとしての役割を担うCX-8というモデルとしての性格の違いが表れているものです。
その結果、CX-8では2列目にキャプテンシートを備えた上級グレードが存在しているほか、レザーシートもより上質な素材が用いられるなど、CX-5に対してよりプレミアム感の増した仕様となっています。
>>CX-5のグレード詳細はこちら
>>CX-8のグレード詳細はこちら
また、ラインナップにミニバンを持たないマツダにとっては、CX-8の3列目の居住性や乗降性は、日産「エクストレイル」や三菱「アウトランダーPHEV」などの競合モデルよりも非常に重要な要素となっています。実際、CX-8の3列目シートは、大人が長時間乗車することも難しくないレベルとなっています。
>>エクストレイルの価格・スペック詳細はこちら
>>アウトランダーPHEVの価格・スペック詳細はこちら
一方、公式なアナウンスはないものの、3列シートを備えたCX-80が登場することにより、CX-8はいずれ販売終了となる可能性もあります。
しばらくは併売が続くことが予想されていますが、仮に販売終了となれば、今後はCX-80がマツダにおける国内のフラッグシップモデルというポジショニングとなるため、現在のCX-8に存在する上級装備がCX-80に設定される可能性が濃厚です。
>>CX-8の価格・スペック詳細はこちら
>>CX-8のユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>CX-8のグレード詳細はこちら
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
母国での国歌に想いを馳せた中上貴晶「もうこれが最後だと改めて感じた」とレース後は涙も/第16戦日本GP
『ハイエース ロールーフ』使用のキャンピングカーKAGO、495万円で再登場
昔のターボ車は、なぜ走行後にアイドリングしてた?「アフターアイドリング」が必要なくなった理由と「ターボタイマー」とは
チームの経営権を手放したマイケル・アンドレッティが、現在の心境を語る「今後もチームをできる限り支える」
1位は不動の軽キャンパー、キャンピングトレーラーCOROの人気もつづく…キャンピングカーランキング 9月
中部圏の道路に開通ラッシュ到来!? 今年度に総延長42.6kmの開通を予定。気になる事業の進捗は? 【いま気になる道路計画】
バカッ速ポルシェをさらに怪物化! 世界の超メジャーポルシェチューナー4選と衝撃の作品
これまで以上にドライバー志向のV12搭載モデル!ロールス・ロイス、妥協なく進化した「ゴースト・シリーズII」を発表
ハース小松代表が語る、オリバー・ベアマンの光る資質。代役参戦で見せた「成熟ぶり」と「冷静さ」
「日産=23」「本田宗一郎さんの誕生日で17」! スーパーGTの「カーナンバー」の意味を探ってみたら意外に奥深かった
「ゼロから始まるEV生活」には、「大好きなHonda車たち」へのオマージュが満載だった!【Honda 0 Tech Meeting 2024 レポート(1) 総論編】
ホンダ「“充電待ち不要”なEV」がスゴイ! 「画期的なシステム」搭載&大開口スライドドア! デメリットを解決する「MEV-VAN」とは?
三菱「アウトランダー PHEV」改良型発表 国内初“ヤマハ製オーディオシステム”を全グレードに標準装備
フィアット「600e」に乗って感じた良い点・悪い点。デザイン・実用性は◎、本命は来春登場のハイブリッド?
期待せず乗ったらよくできたフランス車だった…ルノー「アルカナ」改良版試乗 乗り心地&ハンドリング好印象
【新ゴツカワ系】女性も安心の最小ジープ「アベンジャー」。ミニの好敵手は予想外にソフトな走り味
車両データで業務を効率化。新サービス「日産ビスコネクトAPI」の中身とは? 対象車種も今後拡大
【激安】日産が新型コンパクトSUV「マグナイト」をインドで発売。ライズと同サイズ、106万円から
【1万台以上のヒット】シトロエンの人気ミニバン「ベルランゴ」が新型に。デザイン変更、439万円から
高性能の先の極上カーライフ。今井優杏が南仏で味わい感じた「ミシュランが長年愛される理由」とは
【東京~京都はあり?】ボルボのEV「EX30」で500km走った〇と×。クルマは余裕、課題もある
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!