【あの頃、新しい高級車が誕生した】初代「セルシオ」は “源流主義”で欧州サルーンに対抗
掲載 更新 carview! 文:横田 宏近 36
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1989年、日本はバブル期の絶頂。日本は自信にあふれ、失敗を恐れず果敢に挑戦していた。 まさに「世界の頂点」を目指していた。中でもクルマ界の勢いには目を見張るものがあった。
今回は、時代を象徴した高級サルーン、欧米では「レクサス LS」を名乗った初代トヨタ「セルシオ」を紹介しよう。
世界の高級車に強烈なインパクトを与えた存在、それがセルシオだった。セルシオの登場まで、日本車は「ブランド物」としての価値を持っていなかった。
日本車は信頼性が高く、コストパフォーマンスに優れているという評価はすでに受けてはいたものの、メルセデス・ベンツやBMWといった世界の一流ブランドと同列で比較するクルマは存在しなかった。 しかし、1989年にセルシオが登場したことですべてを変えた。
セルシオは、トヨタの新高級車販売チャネル「レクサス」の主力モデルとなる「LS」として開発したモデルで、米国市場へは日本よりひと足早く「LS400」のネーミングでリリースされた。
この事実は、セルシオがワールドワイドな高級車であることのなによりの証明だった。 セルシオは、高級車に期待される圧倒的なパフォーマンス、圧倒的な静粛性、そして圧倒的な快適性と信頼性を、一切の妥協なしに追求したクルマだった。
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