軽自動車の「ジムニー」と普通車の「ジムニーシエラ」。リセール価格が高いのはどっち？

ジムニーシエラ

3万km超で中古車相場が大きく変動

carview!の中古車相場情報によると、ジムニーは2024年式で220万円台の個体が多く見られ、年式が古くなると190万円〜220万円台で取引されているケースが多いようです。

一方、ジムニーシエラは2024年式で260万円台が中心となっており、2020年以降の年式では230万円〜260万円の範囲で取引されていることが見受けられます。

また、相場グラフによると、ジムニーは走行距離が2万km以下の車両が多く取引されており、その価格帯はおおむね190万円〜220万円の範囲に収まっています。

しかしながら、走行距離が3万kmを超えると相場が大きく下落し、130万円〜160万円程度になるようです。

これはジムニーシエラでも同様の傾向が見られます。

走行距離が2万km以下の車両は、230万円〜260万円の間で多く取引されていますが、走行距離が4万kmを超えると価格はおおよそ200万円前後に落ち着き、こちらも値下がりしやすい傾向があります。

このように、両モデルともに走行距離が増えるほど価格が下がることは共通しており、中古車市場における価格形成に大きな影響を与えていることが示されています。

さらにこのデータから言えるのは、ジムニーシエラの方が中古車市場において高値で取引されているという点です。

では次に、実際に販売店の現場ではどのような状況となっているのでしょうか。