レクサスNX、開発者に聞く。世界初技術も採用
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:トヨタ自動車
もちろん、いくらデザインが良くてもそれだけでは勝負権は得られない。どれだけ走るかも同様に非常に重要だ。しかも単に動力性能が高いだけでは足りない。レクサスらしさ、NXらしさがそこには求められる。
「今回はエンジン開発の人間に早い段階でデザインを見せ、またデザイン部門にも早い時期にクルマに乗せてという具合に、皆がクルマに対するイメージを共有できるよう配慮しました。何しろ新しい車種ですから、各部門にどんなクルマを創るんだと理解してもらう必要があったんです。」
テクノロジー面でもっとも目をひくのがNX200tが積む初の直噴ターボエンジンだ。世界初の水冷式エギゾーストマニフォールド一体シリンダーヘッド+ツインスクロールターボチャージャーを採用したこのエンジンは最高出力238ps、最大トルク350Nmを発生する。
「NXにはこのエンジンをどうしても積みたかった。ハイブリッドはもちろん、ガソリンエンジンも絶対必要ですが、RXと同じ3.5Lでは燃費の面でもキャラクターの面でも弱い。世の中がダウンサイジングターボの方向に向いていることもあって、このエンジンを待っていたんです。」
このNX200tにはアイドリングストップシステムも遂に組み合わされた。一方、NX300hには、2.5Lエンジンと組み合わされたハイブリッドシステムが搭載される。いずれも駆動方式はFFと4WDが用意され、特に4WDはいずれにも後輪に積極的に駆動力を配分して走行安定性を高める制御が盛り込まれている。
他にも、ボディには構造用接着剤やレーザースクリューウェルディングなどレクサスが誇る最新の生産技術が投入されて大幅な剛性アップを実現。微小な入力から反応するショックアブソーバー、減衰力を30段階に切り替える減衰力可変システムのAVSなど、最近のレクサス車らしく走りへのこだわりが随所に注入されている。見た目を裏切らない走り、期待していいのではないだろうか。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
グランツーリスモ7に新規車種3台を追加するアップデート配信。シュコダがシリーズ初登場
顔が…いや全身変わった!? ホンダの売れ筋コンパクトSUV「ヴェゼル」改良 ハイブリッドはEVに近づく?
ワイパー「高速運転」はゴム寿命縮める? 面倒な交換ケチって「ゆっくりモード」本当にコスパは良いのか
スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
MS&AD新社長の舩曵真一郎氏が会見 代理店への「週末イベントの手伝いはやめる」
【MotoGP】最高峰クラスデビュー以来好調のアコスタ、浮足立たずにいるための鍵は『普通の生活を見ること』
レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
日産、欧州向け「キャシュカイ」に新たな「ニッサンコネクト」を採用
渥美心がボルドールから遂げたル・マンでの成長、新クルーチーフの存在に「速く走らせる方法が理解できてきた」/EWC
ハジャーが総合最速。マルティ2番手でカンポス1-2。宮田莉朋は2日目午後にトップタイム|FIA F2バルセロナテスト
【ゴールデンウィーク渋滞予測2024】全国の道路別・渋滞予測まとめ!
<新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”を駆使して「低音増強」を図る!
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う