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新型「アクア」と「ヤリス」を比較してみてわかった“性格の違い”

乗って楽しいヤリスと違って良くも悪くも快適なアクア

新型アクアは走りにおいても、インテリアと同様に「程よく上質」である。

プラットフォームはヤリスと同じ最新の「GA-B」だが、さまざまな剛性強化や静粛性能の追求、あるいは足まわりのセッティングが異なると同時に、ヤリスより50mm長いホイールベースが如実に利いているのか、路面の凹凸とロードノイズを律儀に感じながら走ることになるヤリスと違い、ほぼ常にフラットライドであり、静粛性もきわめて高い。

また新開発の「バイポーラ型ニッケル水素電池」なるバッテリーにより出力性能が先代比で110%になったということで、新型アクアは普通に十分な速さを有している。

そしてそのパワーの出方と車速の伸び方の関係にズレがないため、「パワーは十分なんだけど、この車、なんか気持ち悪いんだよね……」と感じることもない。

近距離をお買い物スペシャルとして使うだけでなく、何らかの用事のために長距離を走る場合でも――当然ながらWLTCモード33.6~35.8km/L(FF車)という超良好な燃費性能と併せ――新型アクアは「頼れる相棒」になってくれるだろう。

懸念点は、あまりにも普通に快適というかスムーズであるため、「退屈」にも感じられるということだ。

50代に達した筆者であっても、新型アクアで高速道路を走っていると「もうちょっとだけ刺激がほしい……眠くなる」と感じた。そのため、もっと血気盛んな20代から30代、あるいは40代ぐらいのドライバーは、決して快適ではないが、良く言えばダイレクト感が、あえて悪く言えばガサツさも感じられるヤリスのほうが「乗ってて楽しい!」と感じる可能性は高いだろう。まぁ年齢にかかわらず個人差がデカい部分ではあるが。

とはいえ新型アクアのドライブモードスイッチを「POWER+」モードにすれば、(このクラスとしては)まずまず刺激的な速さを獲得することはできる。

ただしPOWER+モードにすると、1.5Lの3気筒エンジンはモーモーとうるさく吠える。「NORMAL」モードでも普通に走る分には十分なパフォーマンスを示してくれるため、個人的には「POWER+」モードは不要と感じた。

ただ、POWER+モードにした際に発動する「快感ペダル」――このネーミングはどうかと思うが、要するに小さめな減速Gを伴う「マイルドなワンペダル走行」が可能になる点については、なかなかよろしいと感じられたが。

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