【待ったほうが良さそう】「CX-5」は新型か現行型か？ “空調ボタン”問題や価格は？ 実車を下見した印象は断然、新型の理由

新型CX-5（欧州仕様）

エアコン操作は“心配不要”。コマンダーよりも使いやすい

さて、いきなり結論ですが、確かにエアコンの主要な操作部はディスプレイ内のタッチ式となったものの、ボタンは画面の下に常時表示され、センターコンソールの位置的にも、一般的なエアコン操作スイッチと変わらないので、あまり気にする必要はなさそう。

さらにGoogleアシスタントの音声認識もあるので、「エアコン付けて」「エアコン20度にして」等が使えます。アシスタントの起動はステアリングやディスプレイにある音声認識ボタンを押すか、「OK Google～」でも大丈夫。

ステアリングスポークの左にはボリュームなど、右にはACCやカメラといった即操作が求められる機能のスイッチが並んでいます。また、デフロスター（窓ガラスの曇り除去）など急ぎたいスイッチも、ディスプレイの下に、ハザードスイッチと一緒に物理ボタンとして独立しています。

つまり、ブラインドで使いたい各種機能の操作をステアリングの物理ボタンと、Googleの音声操作に集約したという感じで、今風の自然な進化という気がします。

ちなみに画面タッチの操作では、フリックでサブボタンのウインドウやアプリのホーム画面が展開したり、ホーム画面の編集ができたりと、“スマホ的な仕掛け”が満載でしたが、こちらはスマホネイティブではない世代のユーザーにはある程度慣れが必要かもという感じもしました。

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