「ヤリス」が売れ続ける理由。トヨタが描く“ハッチバックからSUVまでの完全包囲網”
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 38
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トヨタ「ヤリス」は、いま日本で最も多くのユーザーに選ばれている登録車です。日本自動車販売協会連合会(自販連)の統計によると、2025年1月から9月までの月間販売台数ランキングで連続1位を記録しています。
さらに2024年度の通年でも首位を獲得しており、“販売ナンバー1常連”という言葉がふさわしい存在となっています。
ただし、この数字をそのまま「ヤリス人気」として見るのは少し違います。実際の統計では、ハッチバックタイプのヤリス(以下、ヤリス)と、SUVタイプの「ヤリス クロス」も同じ車名に合算されているためです。
2025年度上半期の累計販売台数はおよそ7万5000台で、そのうち約3万3000台がヤリス、約4万2000台がヤリス クロスとされており、販売比率はほぼ拮抗しています。
ヤリスシリーズ全体が安定して売れている理由は、販売の“裾野の広さ”にあります。
ヤリスの1.0Lエンジン搭載車はレンタカーやカーシェアリング、営業車などに数多く採用され、法人向け販売が大きな割合を占めています。街なかでヤリスを頻繁に見かけるのはそのためです。
一方のヤリス クロスは個人ユーザー中心で、SUVブームの流れのなかで安定した支持を集めています。コンパクトSUVながらもデザイン性と実用性のバランスがよく、男女問わず幅広い層に受け入れられています。
このように、ヤリスとヤリス クロスは性格の異なる需要をうまく取り込みながら、それぞれが販売面で大きな役割を果たしています。
(次のページに続く)
#ヤリス #ヤリスクロス #トヨタ戦略 #小型車比較 #SUVとハッチバック
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