新型ゴルフRや e-ゴルフなど、両極をいくゴルフ4台に公道&サーキットで試乗
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
もしアナタがe-ゴルフを運転したら、まず驚くのはそのぺったりとした乗り心地と独特のハンドリングだろう。転がり抵抗を意識した剛性の高いタイヤを履いているせいもあるが、EV特有の出だしはスムーズで、かつ足回りがとてもしなやかに動くから乗り心地に粗さがない。
一番の重量物はバッテリー。それがもともと車体剛性の高いゴルフの床下に配置されるから、突き上げに対して車体が跳ねるようなこともなく、まるで高級なゴルフに乗っているような感覚になる。そしてひとたびハンドルを切ると、ベースのゴルフとはまたひと味違う身のこなしでカーブを曲がり出す。その重心の低さとノーズの軽さから、やわらかなサスペンションでもクルマが素早く反応し曲がってくれる。
慣れないうちは曲げすぎたり、路面のうねりや持ち手のチカラの入れようで直進安定性がやや失われてしまう場面もあったが、全体的にはその敏感さすら新鮮で面白く、新しいオモチャを与えられた子供のような気分で夢中になって運転した。大げさに言うと、スポーツカーのようなハンドリングを持っているのだ。
新しいリチウムイオンバッテリーはそのエネルギー容量を従来の24.2kWhから35.8kWhへと大幅に増強。これによってやはり新型となったモーターのパワーは従来の85kWh(115ps)から100kWh(136ps)に、またその最大トルクは270Nmから290Nmへと高められた。
ちなみにこれをガソリンエンジンのゴルフと比べると、パワーは1.2TSI(105ps)、トルクは1.4TSI(250Nm)よりも高いということになる。そのかわり車重は1615kgとかなりのヘビー級ではあるが。そして最大のトピックは、その航続距離が190kmから300kmへと大幅に増えたことだろう(欧州燃費モード)。また冬場は外気とドライブシステムからの熱を利用するヒートポンプの採用でヒーターの電力消費を最大30%も減少する工夫もなされている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日産の新型EVセダン『N7』の詳細発表、航続は635kmに…上海モーターショー2025
スバル「新ステーションワゴン」がスゴイ! 水平対向エンジン&「“日本”に適したサイズ」採用の「レヴォーグ」! 黒感強調の「V-SPORT」が販売店でも話題に
ポルシェ『マカン』新型、車載ディスプレイで「U-NEXT」視聴可能に
石破総理が…! ガソリン価格「1リットルあたり10円引き下げ」宣言も…賛否の声多し!?「暫定税率の廃止が先では」とも… 5月22日から、みんなの反響は
【日本上陸!!】新型日産パトロールの実力は?ランクルやジムニーとの違いはココだ!
ゼネラルモーターズ、F1のPUサプライヤーに正式承認。2029年からキャデラックにPU供給
マスクCEOの政権関与で不買運動拡大、テスラ1~3月期最終益が71%減[新聞ウォッチ]
目的は「通勤とキャンプツーリングを楽しむ」バイク! 60万円前後で購入可能なスズキのラインナップとは
三重県警も仲間入り!? 逃げきり不可能な世界の「スーパーパトカー」たち 押収フェラーリ転用はどこの国?
メルセデス・ベンツがミニバンのコンセプトカー「ビジョンV」を上海で初披露! これが近未来のVクラスだ【新車ニュース】
伝説のポルシェを現代に蘇らせた限定車 『911スピリッツ70』発表…3341万円
新型「軽モデル」26年登場か 市場4割「日本の軽」が変わる? 中国勢参入でどうなる? BYD報道を機に「独自性」を考える
【初撮影】「EQC」改め「GLC EV」に。不評のデザイン一新&名称変更で再起を図る…2モーターのAMG仕様も
【次期CX-5にも影響ある?】「中国市場向けSUV「EZ-60」世界初公開 マツダの最新デザイン&技術を採用
「テスラがスランプ」世界でも地元アメリカでも販売が鈍化した理由が厳しい。なぜ急落しているのか?
【本当に便利なのか】「マイナ免許証」がスタート。1枚にすると更新料が安くなる? メリットとデメリットを解説
都会派に転向した「ソルテラ」に代わってオフ度高め「トレイルシーカー」が新登場。日本導入はどうなる?
レクサス新型「ES」初公開。ボディ拡大×新デザインで全面刷新、BEVは最長685km…日本導入は26年春
【カッコいいゾ!】「スイフト」の“オフ仕様”を蘭スズキが製作。車高+32mm、MT仕様で約320万円から
“庶民”も買える「ランクルFJ」最新情報。新興国向けラダーフレーム採用で400万円台スタートの可能性
【シエンタ風?】「パッソ」後継で名車「スターレット」が復活…26年夏発表、1.3Lターボ×6MTの“GR”も設定か
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!