パナメーラターボS試乗 ディーゼルにも乗った
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン
そういった変化はあったにせよ、ポルシェ国際試乗会に流れる雰囲気は、幸いにもこれまでと変わっていなかった。夕食やその後のバーで僕らのテーブルにやってくるエンジニアたちは、例外なくクルマ好きのいわゆるCar Guy=カーガイで、今後出てくるニューモデルに関しては猛烈に口がカタイけれど、現行モデルや過去のクルマの話となると、互いに母国語ではない英語で冗談交じりの会話が弾む。ちなみにシャシー担当エンジニア氏の話では、次期パナメーラのシャシーの構想はすでに彼の頭のなかにあるとのこと。
そういえばポルシェは最近、ヴァイザッハ研究開発センターの拡張工事を始めると発表した。相変わらず多くの営業利益を得ていることに加えて、フォルクスワーゲンとの関係も資金面で良好な結果をもたらしているのではないかと推測できるが、ポルシェのような技術集団が研究開発部門に潤沢な資金を投入できるのは、そこから生み出される製品をこれからも気持ちよくエンジョイしたいと願う僕らにとっても、好ましいことだといっていい。
そういう意味では、991のコードネームを持つらしい新型911がどんなクルマに仕上がっているか大いに気になるところだが、実際に僕らはパナメーラターボSを試乗中の田舎道で黄色く塗った991の試作車と擦れ違った。それは一瞬の出来事で、後ろ姿はアッという間に視界から消えてしまったが、慌てることはない、乗れる日を待て、ということか・・・。
そこで話を本題のパナメーラターボSに移すと、それはターボに積まれている4.8リッターV8ツインターボエンジンを、チタンとアルミの合金で軽量化したタービンの新採用などによって50psと50Nm増強した最強最速のパナメーラで、パワーは550psに、トルクは750Nmに跳ね上がり、オーバーブースト作動時の最大トルクはさらに800Nmに達するという怪力の持ち主である。その結果、7段PDKを介しての加速は0-100km/hが3.8秒、0-200km/hが12.9秒、最高速は306km/hをマークするに至って、4枚のドアを持つ量産車としては世界最速といえるクルマになったらしい。
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