BYDが日本専用のBEVを開発中!? 「N-BOX」や「スペーシア」を狙う“軽スーパーハイトワゴンBEV”襲来のうわさ
掲載 carview! 文:山本 晋也 19
掲載 carview! 文:山本 晋也 19
軽自動車マーケットに向け、中華ブランドのBYDが“日本専用モデル”を用意することを公式に発表しています。軽自動車という日本独自の市場への、まさに黒船襲来です。
現時点では、『2026年後半に日本専用設計の乗用軽EV』を導入するというスケジュールが明示されているだけですが、BYDが開発中の軽BEVのスクープ記事を見かけた方もいるのではないでしょうか。
スクープ情報が正しければ、BYD初の軽乗用BEVは、日本市場のメインストリームである軽スーパーハイトワゴンになるというのです。
後席スライドドアの軽自動車、つまりホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」といった大ヒットモデルをライバルと想定して、軽乗用BEVを開発しているというわけです。
強力なライバルが存在しているマーケットに参入するのはハードルが高いようにも思えますが、ニッチ市場で存在感を出したところでビジネスをスケールさせるのが難しいのも事実。「人気のあるカテゴリーで勝負する」というのはビジネスを拡大しようというのであれば、至極当然の戦略といえるでしょう。
すでに軽乗用BEVに進出している日本の自動車メーカーは、軽自動車ユーザーに人気の高いスーパーハイトワゴンではなく、ハイトワゴン(日産「サクラ」、三菱「eKクロスEV」)、商用軽バン(ホンダ「N-VAN e:」)という王道路線の外で勝負しています。
BEVは高価なバッテリーを多量に搭載するため、エンジン車より価格が上昇してしまう傾向があります。
ただでさえ高価なスーパーハイトワゴンにBEVバージョンを用意すると、価格が高くなりすぎて市場からそっぽを向かれる、と日本メーカーは判断しているのでしょうが、はたしてそうでしょうか。
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#BYD #軽自動車 #軽BEV #N-BOX #スペーシア
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