「シエンタ」に販売台数で「フリード」が肉薄。最強コンパクトミニバン選びの意外な“盲点”を解説
掲載 carview! 文:山本 晋也 110
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ミニバンの王者といえば、どんなクルマを思い浮かべるでしょうか。
最上級グレードが800万円台という高価格にもかかわらず売れている「トヨタ アルファード」は実力的にはミニバンキングかもしれません。
しかし、販売台数でいえば、いまもっとも売れているミニバンは「トヨタ シエンタ」です。
自販連の統計データによると、2024年1月~9月に販売されたシエンタの台数は5万8645台。
これは登録車において3位となるもので、その上には「トヨタ カローラ」と「ヤリス」しかいないほどです。
販売ランキングでシエンタに続く3列シートをラインナップするミニバンが「ホンダ フリード」で、同時期の販売台数は4万614台となっています。
ちなみに、3列シートのあるミニバンモデルだけの販売ランキングを抜き出すと、以下の通りです。
●2024年1月~9月ミニバン販売ランキングTOP6
・3位|トヨタ シエンタ|5万8645台(91.7%)
・6位|ホンダ フリード|4万614台(116.3%)
・7位|日産 セレナ|3万9637台(91.6%)
・8位|トヨタ アルファード|3万8794台(192.7%)
・10位|トヨタ ヴォクシー|3万5143台(78.1%)
・11位|トヨタ ノア|3万4240台(69.1%)
※自販連統計データをもとに作成
※()内は前年同期比
ヴォクシーとノアの姉妹車を合計すると実質的にミニバンの販売トップになってしまうのは従来通りですが、それでも単独でのトップ2がシエンタとフリードのコンパクトミニバンとなっているのは、日々体感する経済状況からすると納得でしょうか。
もっとも冒頭で触れたアルファードは4位となっているので、格差拡大を指摘する声もありますが、日本経済は想像より元気なのかもしれません。
それはさておき、このランキングに異変が起きるかもしれません。
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