メルセデスの頂点、マイバッハ Sクラス発表。量産車世界最高の後席を写真で
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
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9月8日、メルセデス・ベンツ日本は「メルセデス・マイバッハ Sクラス」を発表しました。2002年に復活を果たした「マイバッハ」ブランドは、2014年からメルセデス・ブランドの最上級ラインとなる「メルセデス・マイバッハ」として再編成されています。実質的な2代目となる新型は、この夏マイナーチェンジした「Sクラス」をベースにボディをストレッチして、後席を主役とする最上級のインテリアを装備したショーファードリブン・サルーンの頂点となっています。
また、今回の発表会では、昨年欧州で発表されたEクラスのクロスオーバーモデル「Eクラス オールテレーン」も参考展示されました。本記事ではマイバッハの写真とスペックを中心に、Eクラス オールテレーンの撮り下ろし画像も紹介します。
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・「Sクラス」のロングモデルより20cm長いホイールベース
・延長分はすべて後席乗員の快適性向上に充当
・後席は43.5度までリクライニング可能なエグゼクティブシート
・量産車として世界最高の静粛性
・専用の20インチホイール
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エクステリアでは、バンパー下部が専用デザインとなり、上質感のあるサテンクロームメッキのパーツが多用されるほかは、Cピラーのマイバッハエンブレムなどが控えめにメルセデス・マイバッハであることを主張しています。
インテリアは最上級の素材と職人技で仕上げたウッドトリムを採用するなどSクラスを上回る豪華仕様で、20cm延長されたホイールベースや、43.5度までリクライニングするリア・エグゼクティブシートが自慢。リクライニング時にも静粛性を確保するために空力特性の改善や遮音材、特殊なシーリング技術を採用し、量産車世界最高の静粛性を実現しています。ブルメスター社と共同開発した590W×9ch・13スピーカーのオーディオシステムも標準装備します。
エンジンは4.0L V8直噴ツインターボ(469ps/700Nm)を搭載する「メルセデス・マイバッハ S 560」と「メルセデス・マイバッハ S 560 4マチック」、マイバッハ専用チューニングを施した6.0L V12ツインターボ(630ps/1000Nm)を搭載する「メルセデス・マイバッハ S 650」の3モデル。
先進運転支援技術のインテリジェントドライブやテレマティクサービスの「メルセデス ミー コネクト」はSクラスと同等。さらに前方最大15mの路面の凹凸をカメラ画像から検知して、サスペンションのダンピングを制御するマジックボディコントロール(ダイナミックカーブ機能付)も装備します。
メルセデス・マイバッハS560(RHD、4.0L V8直噴ツインターボ)………………2253万円
メルセデス・マイバッハS560 4マチック(LHD、4.0L V8直噴ツインターボ)…2253万円
メルセデス・マイバッハS650(LHD、6.0L V12ツインターボ)…………………2761万円
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