キャデラック「XT6」試乗。アメ車の良いとこイッパイなだけに右ハンが欲しい
掲載 更新 carview! 写真:編集部 34
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快晴の2月某日、毎年恒例のJAIA(日本自動車輸入組合)主催の輸入車試乗会が神奈川県の大磯プリンスホテルで開催されました。短時間ではありますが、carview!編集が試乗してきた、輸入車ブランドのさまざまな試乗車の中から、注目モデルのショートインプレッションをお送りします
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昨年12月に日本導入されたキャデラックのSUV、「XT6」に乗りました。国内のSUVラインアップでは、末っ子に「XT5」、長男に「エスカレード」が存在し、次男坊となるXT6ではありますが、ボディサイズは全長5060×全幅1960×全高1775mmと、なかなかのビッグサイズなのであります。
国内導入されているのは「プラチナム」のみのモノグレードで、価格は870万円。エンジンは3.6L V型6気筒DOHCで最高出力は314PS、最大トルクは368Nmを発揮。トランスミッションは9速ATで、駆動方式は4WDのみとなっています。シートは3列で、2列めがキャプテンシートの6人乗りです。
外観を眺めてみます。他のキャデラックモデルに通ずる、細めのヘッドライトに大型のグリル、縦型のリアコンビランプや、スッキリとした直線で構成されたボディデザインなど、どれもそこまで主張が強くなく、クセもないので編集的には好感が持てました。
運転席に座ります。シートは大ぶりですが、程よいホールド感がありとても座り心地がよいです。インテリアカラーやインパネの木目パネルとメッキの使い方などはアメ車らしい明るさがあり、前方へ緩やかに傾斜したインパネデザインから得られる開放感は、まさにアメリカの広いリビングにいるかのよう。
走り出すと、静粛性の高さゆえ「シュオーン」というV6エンジンの音が遠くの方に聞えます。車重が2110kgあるので、速くはありませんがトルク感は十二分にあります。ふんわりとやわらかい乗り味と軽い力で動く操作系など、どこもアメ車感満載。このクルマに乗るとのんびりとした気持ちにさせてくれます。
気になったのは左ハンドルのみの設定ということ。運転席からの視界は悪くないので、慣れればそれほど苦労しないのかもしれませんが、ただでさえ大きなボディだと国内では気を使うので、右ハンドルのほうが運転しやすいのは間違いないさそうです。
販売台数が多くないだけに難しいのかもしれませんが、スタイリッシュなデザインで随所にアメ車らしい雰囲気を持ち、先進安全装備なども備わるモデルだけに、右ハンドルモデルが設定されれば敷居が下がるような気がするのは編集だけでしょうか。
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