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完成度、実用性ともに高いe-ゴルフだが、EV市場の様子見的な対応が気になる

日本では実験的なスタートと言わざるをえない

ピュアEVとしての完成度はかなり高く実用性も十分と感じたe-ゴルフであるが、それでもお願いしたい部分は結構ある。冒頭で述べたようにVWはピュアEVの導入で一度「待ち」の状況を作っている。企業として導入には慎重に慎重を重ねたいのかもしれないが、ちょっと「フィジビリ感(フィジビリティスタディ=実行可能性調査あるいは採算性調査)」が強い。例えばボディカラーはパールホワイト一色のみ、紙のカタログは現状無し、ディーラーとの商談はまずネットからといった具合だ。クルマの性格には合っているだろうが、それでもボディカラーが一色というのはあまりにも控え目過ぎないだろうか。

また車両周辺、言い換えればインフラなどがまだまだ物足りない。特に急速充電を行う際に必要となる充電カードが現状ではNCS(日本充電サービス)のカードに入会するか、その都度支払うしか方法がないからだ。日産リーフは月々2000円で急速充電器が使い放題のサービスを展開しているが、e-ゴルフはまだ未確定だ(今年4月頃には明らかになるという噂もある)。昨今は自宅に充電器が設置できる方だけではなく、マンション住まいでも使えるインフラが整備されることで販売にも弾みがつき始めている。e-ゴルフにも何らかの付帯サービスを期待したい。

最後に本来17万2800円のメーカーオプションとなる「テクノロジーパッケージ」だが、2018年3月30日までに登録すれば無料になるキャンペーンを行っているという。12.3インチの大型フルデジタルメータークラスターに加え、ダイナミックコーナリングライトなどがセットになっている。宣伝臭くなってしまうが、将来のリセールバリューも考えたらこちらを選択したほうが絶対にお得であることは間違いない。

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