プリウス4WDモデル・E-Fourで雪上ロングドライブテスト
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:望月 浩彦
プリウスに待望の4WD「HV4WD」が登場した。自他共に認める“4WD乗り”としては、スタッドレスタイヤを履かせた新型プリウス4WDモデルのスノーテストはマストだ。今回は上越往復で約600kmを走破したほか、別の機会には信越にも足を延ばし、合計1500kmを走り込んだ。
上越ドライブの燃費は往路が上りで19km/L前後、復路は下りとなるため21km/L前後だ。1500km走行の平均燃費は19.5km/L。もちろん、エコカーとしてプリウスのステアリングを握ったわけではなく、ロングドライブを楽しむグランドツーリングとして、エコドライブを意識しない清水流の走りを楽しんだつもりだ。
レースも含め、長年4WDモデルに乗り続けた私がたったひとつの教訓を述べるならば「4WDは両刃の剣で、万能ではない」ということになる。実は止まる・曲がる性能は2WDも4WDも同じだ。滑りやすい路面では加速性能に優れる4WDのほうが速度が上がるから、より優れたブレーキシステムが必要なのである。
プリウス4WDモデルは単なるエコカーを卒業し、冬季のグランドツーリングに資するクルマになったかどうか? 今回の旅では衝突回避支援パッケージの「トヨタ セーフティ センス P」も試すことができたので、あわせてレポートしよう。
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