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フィット出荷減も、駆け込み需要で販売増!

大雪とリコールをハネ退けて2月も右肩上がりを維持

■2月単月での55万台超えは17年ぶり

 首都圏をはじめ各地が記録的な大雪に見舞われた2月だが、それでも新車販売は消費税増税前の駆け込み需要で右肩上がりをキープ。その状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから検証していこう。

 まず乗用車、貨物車、軽自動車も含めた総台数は前年同期比18.4%増の56万5170台と55万台を超え、6カ月連続の2ケタ増となる。伸び率こそ1月に比べてやや鈍化したものの、2月単月での55万台超えは1997年以来17年ぶりであり、エコカー補助金で沸いていた12年2月をも上回ってきた。3月も特別なことがない限り需要増(販売増)は続くはずで、13年度累計(13年4月~14年3月)は550万台を超える公算が高まってきた(12年度は521万232台)。

 登録車は15.0%増の33万6176台で、ランキングトップを走り続けていた「ホンダ フィット」のリコールによる出荷減といった要因で伸び率は鈍化したものの、ここ数年では最も多かった12年2月を上回っている。軽自動車は好調を保って23.8%増の22万8991台となり、2月単月の過去最高を更新。これで昨年7月から8カ月連続の単月記録更新となり、13年度累計で220万台を超えて過去最高の更新が現実味を帯びてきた。2月の軽自動車のシェアは40.5%と1月と大きく変わらないが、その存在感は明らかに増している。


■リコールの影響でホンダの伸び率が鈍化

 乗用車(軽乗用車含む)のブランド別では9ブランドすべてが前年比増となり、トヨタは13.2%増の14万3091台、ホンダが29.3%増の8万2792台、日産が21.7%増の7万3552台、ダイハツが15.3%増の5万5984台、スズキが14.0%増の5万4677台、マツダが26.8%増の2万3373台、スバルが4.0%増の1万4663台、三菱が17.1%増の1万2118台、レクサスが15.8%増の4223台という結果。

 ホンダは普通乗用車が前年比で7倍以上だが、10倍以上だった1月よりは伸び率が鈍化。さらに「ホンダ フィット」のハイブリッド車のリコールなどの影響で小型車は5.8%増と小幅に終わっている。日産と三菱は「デイズルークス」および「eKスペース」のデビューにより、軽自動車が大幅増。他のブランドも軽自動車の増加が著しく、軽自動車の元気ぶりが際立っている。

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