フィット出荷減も、駆け込み需要で販売増!
掲載 更新 carview!
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輸入車は2月も大きく台数を伸ばし、日本メーカー車を除く外国メーカー車の販売台数は前年同期比36.4%増の2万6138台となる。これで22カ月連続のプラスとなり、ほぼ2年間を通じて右肩上がりが続いていることになる。ちなみに乗用車が2万6035台と99.6%を占め、輸入車はほとんどが乗用車と見ていい。
その結果、2月の登録乗用車全体に占めるシェアは8.7%まで上昇し、さらに普通乗用車に限れば13.9%が輸入車。車幅が1.7mを超えるクルマの多い輸入車では、小排気量のダウンサイジングエンジン搭載車でも普通車にカウントされることが多く(2月も小型乗用車は輸入乗用車の14%程度に過ぎない)、それだけ普通乗用車に占める割合は高くなるというわけだ。
輸入乗用車のブランド別では、主力車種のゴルフに加えゴルフヴァリアント(ステーションワゴン)が加わったフォルクスワーゲン(VW)が21.5%増の6837台とランキング首位を維持。VWは1月に続いて2月も単月での過去最高を更新し、これで15カ月連続のプラス成長で台数を伸ばしている。
だが伸び率ではプレミアムブランドの勢いが勝っており、メルセデス・ベンツは60.7%増の5069台、3位のBMWは69.7%増の4159台と大幅に増加。4位のアウディも24.9%増の2733台と上位3強に台数では離されているものの大幅に増加。この2~4位のプレミアムブランドもVWと並んで2月単月の過去最高を更新している。
最近は3月の年度末需要が前倒しとなって2月の販売が増える傾向があるが、今年はそれに消費税増税前の駆け込み需要が加わり、輸入車も予想以上の伸びとなっているようだ。
伸びているのはドイツメーカー4強だけではない。手頃な価格のV40シリーズが人気のボルボは前年同期比39.0%増の1316台でBMWミニを抜き5位にランクアップし、7位のフィアットは162.2%増の797台と前年同期の2.5倍以上を販売して気を吐く。
1月は11位に後退していたプジョーは伸び幅こそ7.9%増にとどまったものの508台で9位にランクインし、ルノーは71.4%増の444台と増加傾向を保つ。台数ではなかなかドイツ勢にはおよばないもののイタリア、フランス勢もここにきて販売台数を増やしており、こうした存在が輸入車全体の人気を支えている点も見逃せない。
来月3月はいよいよ消費税増税直前、そして年度末の最需要期を迎える。販売増ファクターがダブルで到来するのは稀だけに、どんなドラマが展開されるのか!? 期待したい。
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