新型「ムーヴ」登場前夜、ネットの反応は意外にも“辛口”だった。ユーザーが気にしているポイントとは?
掲載 carview! 文:編集部 132
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また、「車重が重い。スライドなくていいよ」、「スライドで高くなるならヒンジのままでいい。軽に無駄なコストかけんな」、「ムーヴは横開きドア。ムーヴキャンバスはスライドドアという分け方だったのでは」など、意外と否定的な意見もあるようだ。
確かにスライドドアは、重量増や車体剛性への悪影響、さらには価格へ跳ね返るコスト増など、それを必要としない人にとっては微妙という見方もできるし、既にスライドドアが売りの派生車種「ムーヴキャンバス」があるのに、本家までスライドに寄せるのは、逆にヒンジ派の意見を無視していないか、という見方も成り立つ。
>>【新旧ムーヴ比較】次期型と現行型や、ムーヴキャンバスのデザインを見る
新型ムーヴの発表を受けて、「日産はデイズをフルモデルチェンジすると思いますか? ルークス一本にすると思いますか?」、など、日産デイズやルークスの動向を気にするコメントや、「横からの見た目が、日産ルークスにそっくり」と、新型のデザインに対する批判的ともとれるコメントも出ている。
そもそも、軽トールワゴンの「デイズ」は、ムーヴと比べて半分弱の販売台数で青息吐息の状態。しかし日産の状況を考えると、賞味期限切れが疑われる新型ムーヴが出たからといって意識を振り向ける余裕はないだろう。
このように周回遅れでやってきた新型ムーヴに対して、ネット上では厳しいコメントが飛び交っている状況のようだ。
・・・今回の調査ではネガな意見が目立った感じもあるのだが、一方でこの円安状況の中、スライドドア付きスーパーハイトワゴンの価格帯を10万円前後引き下げての登場となる新型ムーヴの価格競争力は侮れないという見方は、専門家やメディアの間でも根強い。
はたして、実車は厳しい評価を払拭する売れ行きを見せつけることができるのか。その答えは、新型が発売される6月以降に出るだろう。
(終わり)
(写真:ダイハツ、日産、スズキ)
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