新型「CX-5」欧州発表も、現時点で“現行ディーゼルモデル”への影響は限定的。国内情報解禁で“駆け込み需要”は発生するのか？

新型マツダ CX-5

新型「CX-5」のメインはマイルドハイブリッド仕様に

新型CX-5のボディサイズは、欧州仕様で全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mmとわずかに大型化される予定です。

現行モデルと比較すると拡大幅はそれぞれ全長116mm、全幅が15mm、全高5mmのアップとなり、ホイールベースは2700mmから2815mmへと変更されていることから、拡張された全長はすべてホイールベースの延長に割り当てられているようです。

外観デザインはキープコンセプトながら各部はシャープなディテールに改められ、内装もより洗練された印象に変化しています。

なかでも目を引くのは、インパネ中央に配置される12.9インチ／15.6インチの大型ディスプレイです。新型ではセンターコンソールのスイッチ類がなくなっており、エアコンなどの操作系統はタッチパネル式の大型ディスプレイに集約されるものと見られます。

また、欧州仕様では、2.5L 直列4気筒直噴ガソリンエンジン（141ps／238Nm）に24Vマイルドハイブリッドシステム（マツダMハイブリッド）を組み合わせた｢e-SKYACTIV G 2.5｣が搭載される予定です。

トランスミッションは6速ATで、駆動方式はFFとAWDの2種類となり、欧州と日本ではこのマイルドハイブリッドシステムを搭載した2.5Lガソリンエンジンモデルが主力となる見込みとされています。