新型「CX-5」欧州発表も、現時点で“現行ディーゼルモデル”への影響は限定的。国内情報解禁で“駆け込み需要”は発生するのか？

新型マツダ CX-5

問い合わせはあるものの納期に影響ナシ

あるマツダの販売店担当者は、次のように話します。

「現行型CX-5では特にディーゼルエンジンモデルに関する問い合わせが多く寄せられています。

また、欧州で発表された新型CX-5にディーゼルエンジンの設定がないこともあり、現行モデルのディーゼル車を購入するケースも見られます。

ただ、反響に関しては生産が逼迫するほどではなく、2025年9月時点では納期への影響は確認されていません。

現行型CX-5の納期は、工場からの出荷まで約1か月とスムーズで、登録手続きや整備を経て実際に納車されるまでには1か月半から2か月程度がかかります。新型発表後の7月と比べても納期はほとんど変わりはなく、グレードやボディカラー、装備に制限はなく、希望通りの仕様で注文することが可能です。

しかし、現行型の終売が近づき、新型モデルの生産準備が本格化するにつれて、一部のボディカラーや装備が選択できなくなる可能性もあります。

そのため、現行型CX-5を購入検討中で希望する仕様がある場合は、早めに決断することがおすすめです」