「電動化や自動運転化?…走りの自分には関係ないぜ」というクルマ好きに今こそ乗ってほしいのが「GRヤリス」
掲載 carview! 文:加藤 英昭 17
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最近では自動車の電動化・自動運転化が着々と進んでいく中、クルマを運転する楽しみということにスポットが当たりにくくなってきている。しかし、クルマ好きに刺さる「走りに魅力があるクルマ」はまだ多く存在する。
そこで、自動車変革期のいまだからこそ乗ってほしいクルマをピックアップ。今回は国産新車「4WDスポーツカー」編の第1回で、トヨタ 「GRヤリス」を紹介していく。
>>これが「GRヤリス」だ!外装、内装、各パーツなどを画像で見る
トヨタのスポーツブランド「GR」は「GAZOO Racing(ガズーレーシング)」の略で、2017年にブランドを立ち上げている。同時に市販車では「ヴィッツGR」を投入しており、その後も2019年に「GRスープラ」、2020年に「GRヤリス」、2021年に「GR86」、2022年に「GRカローラ」と、ワクワクするスポーツカーを続々と発売している。
今回紹介するGRヤリスは、2020年1月の東京オートサロンで正式発表され、同年9月に発売した。GRヤリスは「モータースポーツ用の車両を市販化する」という、通常のクルマづくりとは逆転の発想で開発されたトヨタ自動車初となるモデルで、WRC(世界ラリー選手権)で勝つために生まれてきたと言っても過言ではない。
その証拠に、標準モデルのヤリスは5ドアハッチバックのみの設定だが、GRヤリスは3ドアハッチバック。つまり、ラリーでの勝利を目指すために、より軽量・コンパクトな3ドアモデルを作り出したのだ。
(次のページに続く)
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