新型フリードにチョイ乗り。ハイブリッド+4WDも選べる多目的ミニバン
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:市 健治
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コンパクトミニバンのホンダ・フリードがモデルチェンジした。フリードとしては2代目、フィットベースのミニバンということでは、その前の「モビリオ」を含め、3代目ということになる。3列シートの6~7人乗り仕様が特徴だが、どの世代にも2列5人乗り仕様で多少外観デザインが異なる「スパイク」という派生モデルがあった。新型は、6~7人乗り仕様も5人乗り仕様もほぼ同じ外観デザインとなり、6~7人乗り仕様が「フリード」、5人乗り仕様が「フリード+(プラス)」として発売された。
フリードにもフリード+にも、ガソリン1.5リッター直4エンジン(最高出力131ps/6600rpm、最大トルク15.8kgm/4600rpm)と、ガソリン1.5リッター直4エンジン(同110ps/6000rpm、同13.7kgm/5000rpm)と電気モーター(同29.5ps/1313-2000rpm、同16.3kgm/0-1313rpm)を組み合わせたハイブリッドが設定される。ガソリンはCVTと、ハイブリッドは7速DCTと組み合わせられる。サイドリフトアップや車いす仕様などの福祉車両もガソリン、ハイブリッドともに用意される。
同クラスの3列シートの6~7人乗り仕様としてはトヨタ・シエンタがある。シエンタにもハイブリッドがあり、JC08モード燃費は27.2km/L。後から出たフリード・ハイブリッドもぴったり同じ27.2km/Lで追従した。ガチガチガチンコ勝負なのだ。
新型フリードシリーズは豊富なバリエーションが売りで、フリードは、6人乗り仕様でも7人乗り仕様でもガソリンとハイブリッドを選ぶことができる。6人乗りに限り4WDを選ぶことができ、その場合でもガソリンとハイブリッドを選ぶことができる。フリード+は、ガソリンとハイブリッド、FWDと4WDを好きに組み合わせられる。ライバルのシエンタは、ハイブリッドと4WDの組み合わせを選ぶことができない。
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