5年目を迎えた「ハリアー」が改良で最大の“弱点”を解消か。次期型はRAV4と統合される可能性も
掲載 carview! 文:編集部 53
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そして、改良後の価格については、マイチェンが細かな変更の積み上げになることを前提にすると、現状から全グレード10~15万円程度の値上げになるのではないか。
これは、同様の規模だった2022年9月のマイチェンの際の値上げ幅を参考にした予想で、そうなるとスタート価格は325万円程度と、何とか手が届く範囲にとどまってくれそうだ。
最後に、今後のフルモデルチェンジについては、現状では未知数と言わざるをえない。というのは、ハリアーの北米版「ヴェンザ」が「クラウンシグニア(日本名:クラウンエステート)」とバトンタッチで販売終了となったという背景があり、国内需要だけでは十分な利益が出ないと思われるのだ。
>>ハリアーやRAV4、クラウンシグニアの内外装をフォトギャラリーで見る
とはいえ、クラウンエステートは安価なハイブリッドでも635万円と日本では車格が全く違う。ハリアーの存続を強く求めるが、折衷策としてハリアーの兄弟車「RAV4」の次期型と一本化という流れも考えられる。
ただし、あちらはオフ感を全面に出したデザインなので、ハリアーとは方向性が異なる。今まで通りの「スタイリッシュで安価なSUVがほしい」という人、次期型を期待して購入をためらっている人はマイチェン後のハリアーを検討するのも大いにアリかもしれない。
(終わり)
(写真:トヨタ)
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