マツダ新型「CX-5」ディーゼルはなさそうだし値段も上がりそうで…本当に大丈夫なの? 元オーナーだからこそ気になる5つの不安
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 179
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 179
次期CX-5の全長は4690mm(欧州仕様値)。兄貴分となる「CX-60」の4740mmよりは短いものの、現行モデルと比べると115mmも一気に延長。「後席やラゲッジスペースが広くなっている」とのことなので嬉しい拡大でもあるのですが、狭い場所での運転のしやすさに直結する最小回転半径ってどうなのでしょうか(現時点では未公表)。
ちなみに現行CX-5の最小回転半径は5.5mで、これって実はCX-60(5.4m)よりも大きいのは知る人ぞ知る事実。ってことは、新型はもっと大きくなってしまう?
でもまあ、人気を博した「CX-8」の最小回転半径が5.8mだったことを考えれば、大した問題じゃない……のか?
初代や2代目のCX-5がここまで人気を得た理由のひとつが「ディーゼルエンジン」にあったと思うんですよ。筆者が愛車としていたCX-5もディーゼルエンジンでしたしね。
燃費がいいこと(燃料の軽油はガソリンよりも単価が安くてサイフにやさしい!)、低回転トルクが太くて走りが力強いことなどがそのメリットです。
ところが「欧州仕様」として明らかになった次期CX-5のエンジンは「e-SKYACTIV G 2.5(M ハイブリッド付)」(※Gはガソリンエンジン)とされているだけで、ディーゼルエンジンに関する明記なし。なんだかさみしい。
いや、わかるんですよ。欧州において、すでに乗用車のディーゼルエンジンは“オワコン”であり、欧州向けの次期CX-5にそれが用意されないのも無理はない。でも、日本向けはどうなるんでしょうかね?
結論からいえば、望みは薄そう。聞くところによるとマツダは「4気筒ディーゼルエンジンを廃止する方針」だそうで、となると次期CX-5への搭載はなかなかハードルが高いと考えるのが自然です。それでいいの?
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