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マツダのミニバンはなぜ消えた?歴代車種の魅力や相場・レビューをチェック【購入ガイド】

マツダのミニバンはなぜ消えた?

マツダは、デザインの美しさや走行性の高さから、世界的な人気を得ている自動車メーカーです。さまざまなニーズに合わせた車種ラインナップも魅力ですが、現在ミニバンは販売されていません。

日本では、SUVと並びミニバンの人気は安定しています。なぜマツダは、ミニバン市場から撤退したのでしょうか。歴代車種の魅力や中古車相場をご紹介します。実際のオーナーレビューもチェックして車選びに役立てましょう。

マツダのラインナップからミニバンが消えた理由とは?

近年、世界的に人気が高い自動車のボディタイプはSUVと言えますが、日本国内では現在でもミニバンの需要の高さが見受けられます。一方で、国内のミニバンが売れている中、マツダは2016年以降順次ミニバン生産を終了しました。

マツダが販売していた歴代ミニバンや、考えられる撤退の理由について解説します。

「ミニバン」とはどのような車?

ミニバンとは、後部座席から荷室までつながっているボディ形状が特徴のワゴンタイプに属します。ワゴンタイプの中でも、3列シート・7人~8人乗り仕様のモデルをミニバンと呼ぶのが一般的です。

広い室内空間・高めの車高などが特徴で、荷物を載せたり多人数を乗せたりすることが多い方に人気があります。さほどボディサイズは小さくないですが、アメリカのフルサイズバンを基準としているため「ミニバン」という名称です。

マツダの歴代ミニバン一覧

マツダが掲げる次世代技術「SKYACTIV」や新デザインテーマ「魂動」は、世界的に認められており、デザイン・テクノロジーの分野でさまざまな賞を受賞しています。スポーツカーやSUV車での人気や信頼度が高まっている自動車メーカーです。

かつては、革新的な技術をミニバンにも投入してきました。歴代マツダ ミニバンは、下記のとおりです。

販売年|車種
1990年|MPV(初代)
1995年|ボンゴフレンディ
1999年|プレマシー(初代)
1999年|MPV(2代目)
2005年|プレマシー(2代目)
2006年|MPV(3代目)
2008年|ビアンテ
2010年|プレマシー(3代目)

マツダによる人気投票で人気が高かったモデルは、第1位 ボンゴフレンディ・第2位 MPV(2代目)・第3位 MPV(3代目)となっています。

マツダがミニバン市場から撤退した理由

技術と信頼があるマツダがミニバン市場から撤退した理由はいくつか考えられます。そのひとつは、グローバルでの販売効率です。

マツダは2019年にグローバル展開を目指し、車名を次々と変更しました。デミオはMAZDA2、アクセラはMAZDA3、アテンザはMAZDA6というグローバル名称で統一されています。

海外市場において、ミニバンはあくまでも商用車扱いであり、日本国内の売れ行きと温度差があるのが現状です。これらの要素やSUVブームが関係していると考えられます。

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