ボルボV40、ディーゼル版のポールスター パフォーマンスパッケージに試乗
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:菊池 貴之
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D4にはアイシンAW製の8ATが組み合わされているが、シフトスピードやダイレクト感などもスポーティな走りに対応するものだった。以前ボルボが採用していた6ATで強い加速をすると、シフトチェンジ時にトルコンが滑ってエンジンが瞬間的に空回りしたりシフトスピードの遅さが気になったりすることもあったが、今やそんな悪癖はみせずにDCT並に素早くガツンと繋がっていく。パドルシフトで積極的にマニュアル・シフトしていくとなおさら楽しめるのだ。
日本では、低燃費ながら動力性能が高いディーゼル自体がまだ新鮮に感じられるものだが、そこから一歩踏み出したポールスター パフォーマンスパッケージのチューニング・ディーゼルは新しい世界を垣間見せてくれた。圧倒的なトルクを持ちつつ、アクセル操作に対する反応がいいので、いわゆるアクセルのツキが究極に良く感じられるのだ。
ディーゼルは日常域での優位性が高い乗用車であるものの、スポーティさではガソリンが有利と思っていたが、これならディーゼルでもスポーツ心をかなり満足させられることだろう。
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