ボルボV40、初のオーシャンレース仕様を発売。夏にはディーゼルも!?
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
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3月26日、ボルボが特別仕様車「V40 Ocean Race Edition(オーシャンレース・エディション)」を300台限定で発売した。
世界最大のヨットレース「ボルボ・オーシャンレース」の開催を記念したこのモデルには、大海原へのロマンや冒険心を感じさせる特別な装備が採用されている。ボルボとオーシャンレースの共通項は、「安全にゴールに辿り着く」という使命だ。ちなみにV40にオーシャンレース仕様が設定されるのはこれが初めて。
外装は大海原をイメージさせる「オーシャンブルーメタリックII」と「クリスタルホワイトパール」の2色を専用カラーに設定し、専用エンブレムや波の動きにインスパイアを受けた専用デザインのアルミホイールを装着する。
内装に目を移すと、ライフジャケットなどにも使われる「オレンジ」をアクセントとした仕立てが他のV40との違いをさりげなく主張する。具体的には、本革シートやフロアマットにオレンジを効かせ、またセンタースタックにオーシャンレースの寄港地を印字するなど、所有欲をくすぐる細部の仕上げにもこだわっている。
パワートレーンは、1.6リッター直噴ターボと6速デュアルクラッチの組み合わせ(最高出力180ps/最大トルク240Nm)。
なお、V40はこのモデルを含む2015年モデルから、従来までの「ダイナミックシャシー」から快適性重視の「ツーリングシャシー」へと変更し、尖った走りをややマイルド方向に振り、日常使いや後席の乗り心地を向上させている。とはいえ、スポーティな走りが得意種目なのは変わらない。
LEDドライビングライトの採用やリアビューカメラの標準化も、2015年モデルからの変更ポイントとなる。
価格はベース車から12万円高の398万円だが、パノラマサンルーフ(19万円)や歩行者エアバッグ(6万2000円)などが標準装備されることを考えるとお得感のある設定と言えるだろう。もちろん、ボルボ自慢の安全装備「インテリセーフ10」や最新のナビゲーションシステムなども標準で備える。
ディーゼル仕様の日本導入を急いでいるというボルボ。V40には早ければ夏ごろに、輸入量販コンパクトクラスとして初のディーゼル仕様が投入される。
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