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努力で掴み取り、最後まで噛み合わなかった歯車。下田紗弥加の夢はまだ続く【D1GP最終戦レポート】

有利な条件が揃っている……はずだった

11月11日に行われたD1GP第9戦。

駐車場を利用し、コンクリートウォールに囲われた特設コースは、路面のうねりやアスファルトの継ぎ目など、サーキットとは違った難しさがある。しかし一方で、スピードレンジが低くパワー差が出にくいレイアウトであり、下田選手が猛特訓を重ねたホーム「南千葉サーキット」も、コースが狭く路面もバンピーなため、有利な条件が揃っている……はずだった。

前夜に吹き荒れた強風の影響で、明朝の会場はテントや様々なものが散乱し、地獄絵図のような状態に。幸い下田選手のマシンにダメージはなく、2時間遅れで練習走行がスタートした。

しかし、ここでマシンが抱えてきた“爆弾”が顔を覗かせはじめる。

今シーズンは、マシンの戦闘力向上のためにエンジンやミッションを一新。しかし実は、第5戦エビス以降、ミッションの入りが渋くなり始めていたのだ(エンジンは前回のオートポリス戦で音を上げてしまった)。

>>過去一番の試練を乗り越えたチーム力。苦闘の末に掴んだベスト8【下田紗弥加 AP戦独占レポート】

ここまで酷使してきたマシン。ドリフト競技にトラブルはつきものだが、オーバーホール用のミッションパーツの到着が間に合わず、労りながらの走行を強いられることになってしまう。

迎えた単走1本目。くじで引き当てた出走順はA-1。始まりの地で、全選手の中で1番最初にコーナーへと飛び込んでいく。

練習走行ではーーミッションが無事入ればーー上位に食い込める得点は出せていた。しかし、得点はわずかに伸びず96.9点。ミッションを労ったせいか、セクター1での車速が伸びなかった。

挽回を喫し臨んだ2本目も、セクター5でハーフスピン状態に陥り得点を伸ばせず、結果は24位。不完全燃焼のまま初日を終えた。

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