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快適性はGクラス超え! 公道試乗でわかったレクサスLXの乗り心地

ベースになったランクルと同じ理由で電動化は見送りに

昨年の発売と同時に人気が殺到し、長い納車待ちが生じているトヨタ「ランドクルーザー300」。このランクル300と基本骨格とパワートレーンを共有するレクサス「LX」もまた発売と同時に人気が沸騰、納車まで3年とも4年とも言われている。同じ工場で生産しているのだから無理もない。すでにランクルの走行性能の高さはオンロードやオフロードでの走行を通じて確認済みだが、ようやくLXでも公道を走らせる機会を得た。前編ではオンロードの走行性能についてリポートしたい。

LXは標準(1250万円)、オフロード(1290万円)、エグゼクティブ(1800万円)の3仕様。オフロードはスピンドルグリルが黒光輝塗装、フォグランプ周辺が漆黒メッキとなるほか、265/65R18サイズのタイヤ&ホイールが装着されるのが特徴だ。エグゼクティブは外観上はタイヤサイズが標準の265/55R20に対し、265/50R22となる程度の違いに留まるが、2列シート5人乗り、もしくは3列シート7人乗りの標準、オフロードに対し、後席が左右独立となり4人乗り仕様となる。後席はリクライニングをはじめ、さまざまな仕掛けが施されており、550万円高い。

最近はほとんどのSUVがボディとシャシーが一体化したモノコック式を採用するが、LXは伝統的なBOF(ボディ・オン・フレーム)式を採用する。ラダーフレームシャシーにの上にボディを載せて固定している。BOF式のほうが高い悪路走破性、耐久性、牽引能力を確保しやすく、修復もしやすいというメリットをもつ一方、車両重量がかさみ、燃費と快適性の面で不利というデメリットをもつ。構造的に近いのはメルセデス・ベンツ「Gクラス」やキャデラック「エスカレード」あたりだ。

他の多くのラグジュアリーSUVが燃費と快適性を重視して軒並みモノコック式を採用するのに対し、LXは中東や豪州など、ラグジュアリーSUVであっても、砂漠をはじめとするタフな環境で使われる市場で人気が高く、モノコック化によって悪路走破性や耐久性が落ちたと言われるわけにいかないという特有の事情がある。タフなことで世界的に評判が高いランクルをベースとしたレクサスであることがウケているというわけだ。ほぼ同じ理由で電動化も見送られた。

ライバルが(乗用車をベースとする)モノコックでありながら高い悪路走破性を備えようとしているのに対し、LXはBOFでありながら高い快適性を備えようとしている。そしてそれぞれが得意とする市場はあるものの、おおむね同じ土俵で勝負している。目的は同じだがアプローチが違うという図式だ。

>>レクサス LXのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

>>レクサス LXの買取相場は?

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