【期待外れ?】新型「CX-5」ディーゼルない問題。欧州 BEVシフトとトランプ関税でマツダはこのままで大丈夫なのか
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 225
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前出のある業界関係者は、「もし、新型CX-5が『期待外れ』のままであれば、マツダ低迷の象徴となってしまうかもしれない」と話します。
「これまでのマツダは、欧州市場で強い存在感を放っていました。ただ、欧州市場が急速にEVシフトを進めたことは、内燃機関に強みを持つマツダにとっては強い向かい風となってしまいました。
そこで、近年のマツダは北米市場に活路を見出すことにしました。その結果、『ラージ商品群』のひとつである『CX-90』が好評を博すなど、その戦略は成功したかのように思われました。
しかし、いわゆる『トランプ関税』の影響から、北米市場でも先行き不透明な状態が続いています。こうした状況にあって、新型CX-5はまさに『頼みの綱』とも言える存在です。
簡単に言えば、もし新型CX-5がコケてしまえば、マツダそのものが揺らいでしまうことになりかねません。
そうした背景を考えれば、新型CX-5が現行モデルのプラットフォームを踏襲したものとなったり、パワートレインのバリエーションを絞られたりすることは、経営戦略としては妥当です。
とはいえ、しかるべき投資ができていないのであれば、遅かれ早かれマツダにとって『冬の時代』が来ることはたしかです」
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