【新型試乗】カワイイだけじゃ売れない時代に、あえて“ほぼ300万円の軽”を出した三菱の読み。新「デリカミニ」の正体
掲載 carview! 文:塩見 智 46
掲載 carview! 文:塩見 智 46
最上級グレードの「Tプレミアム DELIMARU(デリマル)パッケージ」の4WDに試乗した。ボディカラーは新設定のサンドベージュパール×ブラックマイカの2トーン。
乗り込むと、ブラウンの合成皮革とチャコールのファブリックのシートをはじめ、インテリア全体が2トーンの配色となっている。碁盤の目状のステッチが入っているファブリック部分は撥水仕様。座り心地は良好だ。
ドライバーの前に広がるのは、ステアリングホイール奥の7インチディスプレイと中央の12.3インチのディスプレイが一体化したモノリスディスプレイ。エンジンスタートスイッチを押して始動すると、ヘッドランプのアニメーションが出てきて楽しい。
新型の上級グレードにはグーグル搭載のインフォテインメントシステムが採用され、スマホと連動させなくてもグーグルマップをカーナビとして使えるのはもちろん、「OKグーグル、〜して」と自然言語で話しかけることで、エアコンのオン/オフ、温度調整、オーディオコントロール、目的地設定などを行うことが可能。実際にいろいろ話しかけたが、認識力は高く、使いやすい。通信料が10年間無料なのもありがたい。
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