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スズキ クロスビーは国民車目線でも単なる道具に納まらない実用小型車

スズキ クロスビーは国民車目線でも単なる道具に納まらない実用小型車

クロスビー ハイブリッドMZ(4WD)

4人家族でコストコに行ける居住空間と荷室

まずカタチが良い。

クロスビーというと、ここ最近の自動車デザインのなかでは傑作と呼べるハスラーのイメージを踏襲しすぎたため、「間延びしたハスラー」「でぶハスラー」のような印象も個人的には強かった。

だがそういった既成概念を極力排除し、ハスラーは「なかったもの」としてフラットにクロスビーを眺めてみれば、これはやはりポップで素敵なデザインである。

そしてただポップなだけではない。かなり切り立ったAピラー(フロントウインドウのところの柱)を見ればわかるとおり、極力「四角」に近づけた実用的ボディ形状としているため、前述のとおり5ナンバーサイズ車としては小さめでありながら、車内は鬼のように広い。

や、「鬼のように」は大げさかもしれないが、十分以上の広さは有している。特に後席の足下スペースは「鬼」に近い。このぐらいのサイズ感であれば、ご夫婦+お子さん1人という現代のメインストリーム的ご家族は何かと重宝するだろう。

ただし4~5名のフル乗車となると(つまり前後スライド可能な後席をいちばん後ろまで下げ、そのうえで左右それぞれに人間が乗ってしまうと)荷室がかなり狭くなるので、4人家族以上がクロスビーでコストコに行くのは少々キツいかもしれない。

……が、それも筆者の思い込みに過ぎなかった。調査の結果、クロスビーは「4人家族であってもコストコに行ける車」であることがわかった。

というのは、16cmほどスライドできる後席をいちばん後ろまで下げると確かに荷室は激狭になるが、逆にいちばん前までスライドさせれば「まずまずの広さを持つ荷室」は誕生する。具体的には、その際の荷室床面長は525mmである。

問題は「後席をいちばん前までスライドさせても人が快適に座れるのか?」ということだが、それがまあまあ快適なのである。

身長175cmの筆者が運転席で適切なドラポジを設定したうえで、後席右側をいちばん前までスライドさせて座ってみても、前席背もたれと筆者のヒザの間にはコブシ0.8個分の空間がある。快適というほどではないが「まあまあ余裕」とは言えるニュアンスだ。そして身長160cmの小学6年生ぐらいであれば「超余裕!」となるはず。

ゆえに、4人家族でもコストコに行けるのだ(買う量が多いとちょっとキツいかもしれないが)。

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