【新常識は700km】新型「リーフ」も「bZ4X」も航続距離を爆上げ。海外勢「アイオニック5」「モデル3」と…使いやすいのはどれ？

ヒョンデ アイオニック5

「アイオニック5」も価格や航続距離は拮抗…取り回しにやや不安も

700kmクラブの中で最も新型リーフに近いライバルといえるのが、アイオニック5です。

エントリーグレードの価格は523万6000円と、リーフのB7グレードにほぼ並ぶ設定。バッテリー総電力量は84kWh、一充電走行距離は703kmを達成しています。

数値上では非常に拮抗していますが、両車の性格は異なります。新型リーフが全長4360×全幅1810㎜とコンパクトなのに対し、アイオニック5は全長4655×全幅1890mmと一回り以上も大柄。どちらもボディスタイル的にはクロスオーバーSUVとはいえ、サイズ感では明確に上位クラスです。

取り回し性能では最小回転半径5.3mのリーフが有利で、ワイドボディのアイオニック5は最小回転半径5.9mと駐車場を選ぶ点がネック。

都市部ユーザーにとってはリーフのコンパクトさが実用面で大きなアドバンテージとなりそうです。