【実際どうなの？】日本カー・オブ・ザ・イヤー3位獲得の実力派…「クラウンエステート」オーナーのリアル評価は？

トヨタ クラウンクロスオーバー

販売は伸び悩むも実力は折り紙つき

このように、クラウンエステートはデザイン性や積載性などで多くの好評を得ている一方、価格については割高に感じるユーザーも少なくないようです。

それでもクラウンシリーズ全体の人気は根強く、2025年度上期の販売台数は2万7836台、直近11月の新車登録台数は4597台を記録しており、安定した需要がうかがえます。

クラウンエステートの月販基準台数は1500台と設定されていますが、これに対しトヨタの販売店担当者は「近年SUV人気が高まる中でクラウンシリーズ全体としての販売のおよそ半数はクラウンクロスオーバーが占めており、クラウンエステートやクラウンスポーツ、クラウンセダンはそれぞれ1〜2割程度に留まっている印象です」と話します。

クラウンシリーズ全体としては安定した販売が続いているものの、クラウンエステート単体ではやや販売が伸び悩んでいる状況といえるのかもしれません。

一方、前述のとおり「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」で3位を獲得したことが、今後の販売台数にポジティブな影響を与えるかもしれません。

（終わり）

（写真：トヨタ）