メルセデスがゼロから開発した本気の電気自動車「EQS」の完成度は…静けさだけでも買う価値あるかも!?
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:ダイムラーAG 84
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:ダイムラーAG 84
4月に行われたメルセデス・ベンツの最新EVモデル「EQS」発表会で社長のオーラ・ケレニウスは「EQS」は今後のEVの進化方向性を決定づけるモデルであると宣言した。確かにEQSはこれまでメルセデス・ベンツが市場に送り込んできた「EQC」、「EQV」、「EQA」、「EQB」が既存のエンジン車用プラットフォームをコンバートしたものを採用したのとは違って、初の本格的なEV専用プラットフォームの「EVA(エレクトリックビークルアーキテクチャー)」をベースにしている。
このおかげで独自のデザインや最新の高密度バッテリーの採用が可能になり、現時点で他メーカーは到達できない780kmの航続距離を実現している。このEVリフトバック・スタイルを持った高級セダンは内燃機関を搭載した「Sクラス」に代わる、ゼロエミッションカーを求めるユーザーを狙っている。
つまり、EQSのライバルはこれまでに登場した「テスラ モデルS」や「ポルシェ タイカン」ではなく、今後登場するアウディの「グランド・スフィア」や「BMW i7」のようなドイツのハイエンドEVサルーンなのだ。
スイスの試乗会に現れたEQSは、これまでの内燃エンジンを搭載したメルセデス・ベンツの伝統的なデザインと大きく異なっている。もっとも大きな変化はキャビンフォワード、すなわちボンネットの短いプロポーションで、ブラックのパネル風グリルの両側には新型Sクラスにも採用された130万個のマイクロミラーで130万画素の配光制御を実現するLEDヘッドライトが備わる。
屋外で初めて見るEQSはモノカラーのボディのためか、意外におとなしく、周囲の景色に溶け込んでいた。デザイン上のもっとも大きな特徴は同社として初のクラムシェル(貝殻のような)ボンネットで、空力特性の向上を考えて固定され、特殊工具でなければ開けることはできない。中には車内空気清浄用の巨大なフィルターなどが入っている。ウィンドウォッシャー液はドライバーサイドのパネルにある注入口から補充するのだ。
>>メルセデス・ベンツ EQAのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみるログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
【MotoGP】モルビデリ「マルケス達はタイヤマネジメントで上手だった」繰り上がり3位表彰台は素直に喜ぶ
世界初「逆さま走行」に成功、驚異のダウンフォース技術で「天井」を走る
BYDがクロスオーバーSUVスタイルの電気自動車「シーライオン7」を日本で発売。車両価格は495~572万円に設定
トヨタ新「クラウン“セダン”」に反響多数! 5m超え&斬新「サメ顔」採用の「ビッグモデル」に「カッコイイ」の声! 「マットメタル」な「王道セダン」が話題に
プロペラ機なんて時代遅れでは…←いいえ!「スカイレイダー」の名を継ぐ2代目 米軍が運用スタート
「え、カッコよ」ガラッと変わった唯一無二のキングツアラー【2018年モデル】
新車65万円! 斬新「めちゃ小さいクルマ」が凄い! 高齢者にも丁度いい全長2.4mサイズ×「普通免許」で乗れる! ご近所移動に最適な“おひとり様車”「アントレックスEV-eCo」とは
トライアンフ発の新エンデューロモデル「TF250-E」と「TF450-E」が待望の上陸へ! 2025年内に日本で販売される注目バイクの魅力とは
アルコールチェック管理サービス、マイカー通勤者向けに開始…ミライト・ワン・システムズ
モノコックとは段違い!! [クロカンおやじ]が愛する無骨な[ラダーフレーム車]4選
「スタッドがない」って意味のスタッドレスタイヤ! そもそも「スタッド」ってなに?
「カワサキ プラザ盛岡」がリニューアルオープン!「八幡平アスピーテライン」などツーリングスポットが周辺に多い!
新型「クラウンエステート」は高い実用性とGT性能が好印象。ワゴン×SUVの融合で得た意外な特徴とは?
意外に知られていないけど楽しくて大人気! ブリヂストンの「ファミリー交通安全パーク」に参加してみた
【買いたくても】レクサス「GX」発売に大反響も…抽選&高倍率&高価格の三重苦で「買えない車」の筆頭に
【スクープ】フェラーリの最新“スペチアーレ”はV6+モーターで920馬力、名称は”VS”が有力…4月29日公開
【軽症が奇跡】広末涼子容疑者が乗るジープの安全性が話題…間もなく販売終了する「グランドチェロキー」ってどんな車?
【海外で人気】「ゆず」がテーマの「GR86」米で発売。語感も色も…なぜ日本で売らないの?
【異世界対決】“200万円”お宝SUV、万能「ライズ」と趣味「ジムニーシエラ」どっちが正解?
【絶妙な価格設定】国産に真っ向勝負 世界シェア2位の中国BYDが放つミドルサイズSUV「シーライオン7」はアリなのか?
【あなたはアリ?ナシ?】SUV×ワゴンの「クラウンエステート」に賛否両論。双方の意見をチェックしてみた
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!