トヨタが予告する安価な「ミニランクル」の正体とは? EV説や商用車ベース説、開発延期説まで浮上
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 48
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 48
一方、ある業界関係者は、ミニランクルについては「もうひとつの可能性もある」と言います。
「それは、タイで販売されている『ハイラックスチャンプ』と呼ばれるピックアップトラックをベースにしたモデルという可能性です。
ハイラックスチャンプは、トヨタの新興国向け世界戦略車のひとつであり、多様なニーズに対応可能なプラットフォームをもったモデル。
新興国向けのモデルとして、安価かつ高い耐久性を兼ね備えている点も大きな特徴で、2023年のジャパンモビリティショーではそのコンセプトモデルにあたる「IMVゼロ」がお披露目されて話題になりました。
ハイラックスチャンプはタイで生産されていますが、近年では海外生産のモデルを日本へと輸入することはめずらしくありませんし、商用車ベースであることからその販売価格はかなり低く抑えることができると思います。
ただ、個人的にはその可能性は薄いと思います。
ハイラックスチャンプベースであればパワートレインは内燃機関になるため、ハンフリーズ氏のいう『カーボンニュートラルへのさらなる提案』という点とやや矛盾します。
また、ハイラックスチャンプのホイールベースは2750mmとなっており、ランドクルーザー300やランドクルーザー250よりは短いものの、それほど“ミニ”ではありません。
そしてなによりも、低価格モデルのハイラックスチャンプをベースにしたモデルに『ランドクルーザー』のブランド名を与えるのかどうか疑問です。
このように考えると、ミニランクルはやはりコンパクトクルーザー EVの市販版であると考えるのが妥当だと思います」
トヨタは2023年11月に「ランドクルーザー FJ」という商標を特許庁に登録しており、現時点ではこの名称を持つモデルは発表されていないことから、ミニランクルにその名が与えられるものと見られています。
しかし、現時点では不透明な部分も多く、トヨタからの公式なアナウンスが待たれるところです。
(終わり)
|あわせて読みたい|
>>「ランドクルーザー250」今買うべきか? 納車1000kmでソルトンがぶっちゃける
>>次のランクルはジムニーサイズのEV。商標登録された「FJ」は何を語るのか?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「信号多すぎ渋滞」さらに混む!?「北千葉道路」の受け皿、成田の幹線道路“拡幅”どこまで進んだ
もうすぐ発売開始 トヨタ新型「RAV4」の魅力をおさらい! 全面進化した「人気クロスオーバーSUV」はハイブリッドオンリーの意欲作!! 気になる“3つの個性”とは
「令和のズーマー!?」「箱型イイ」中国HONDAの異形スクーター知ってる?
トヨタ最新「“スライドドア”ワゴン」に注目! 全長4.4m“カクカクボディ”&めちゃ広ッな「快適内装」採用! キラリと光る「専用デザイン」の高級感がイイ! ジャパンタクシー最高級モデルとは?
VW空冷「ビートル」が“着地”!驚きのエアサス・ローライダー仕様を発見
マツダが挑む「走るほどCO2が減る」未来。S耐で実証された“カーボンネガティブ”技術とは
マクラーレンが“まだ存在すらしない”マシンをオークションに出品。2026年型F1マシンは約18億円で落札
【10年ひと昔の新車】IMPULが手がけた日産 キャラバンは、機能性を犠牲にしないスマート スタイルだった
え、子どもでもプログラミングで動くクルマが作れちゃうの!? 自動車の国広島から画期的なプログラミング教材登場!
ブランド誕生80周年を記念した「新型スクーター」!! 原点を体現する特別仕様車「Vespa 80th」登場
【最新スーパースポーツ情報】栄光の名称復活! 「究極」を追求した新たな速さの象徴。フェラーリ812テスタロッサの凄みと存在感
人類を救った大発明!3点式シートベルトの誕生と新たなる進化【Key’s note】
【実際どうなの?】「NX350h」購入者の声。ダントツの総合評価、安くはないが「装備や品質を考えれば納得」…26年に改良で再び長納期に?
【デカいのはスクリーンだけじゃない】メルセデス新型「GLC EV」ついに“3列7人乗り”が初スクープ! 「GLC」初の本格ファミリーSUVに進化
装備充実で価格以上の満足度。「フロンクス」発売から1年も好調を維持…受注停止の「ヤリスクロス」の代替需要も獲得!?
「CX-3」後継はタイ生産の新SUVに。マツダ最小SUVがマイルドハイブリッド搭載&大幅デジタル化で2026年公開へ
【危険なのは快適さだった】ACCでラクになるほど眠くなる? ドライバーが“運転をやめた瞬間”に「フォレスター」が取る行動とは
希少な“4ドアV8セダン”のレクサス「IS500」か2ドアクーペのBMW「M2」か? ほぼ同額の2台を比べると米国ユーザーが実用性と日常性で選ぶ軸が見えてくる
「日産ブースどうだった?」20代女子3人に聞いたら“マンガの世界観”が好印象も…“市販車だけ”なのは賛否両論
【トヨタが商標を再び出願】「MR2」後継は“MR-S”の名で復活か? 「GR GT」公開で高まるミッドシップ再来の期待と“謎のプロトタイプ”の正体
S耐由来の限定車「MSRロードスター12R」と「BRZタイプRA」が相次いで登場。人気殺到の裏にある「本物のストーリー」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!