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「フィット」でも「ヴェゼル」でもなく…「フリード」がホンダ登録車1位になった“ヒットの構造”が示唆に富んでいた

再評価された理由は「ちょうどいいミニバン」

2025年4〜9月の販売台数ランキングで、ホンダの登録車の販売トップに立ったのは「フリード」(4万1235台)だった(自販連調べ)。SUV全盛、軽自動車人気の中にあって、あえて“普通のミニバン”が選ばれている背景には何があるのか。単なる人気車では終わらない、フリードのヒット構造を探ってみた。

フリードは2008年の初代登場以来、「ちょうどいいミニバン」というコンセプトを一貫して掲げてきた。全長約4.3m、全幅1.7mという5ナンバーサイズに3列シートをレイアウトし、狭い日本の道路や駐車環境に適合させる。これが“ファミリーカーの現実解”として再び注目されている。

ホンダの登録車ラインアップを見ると、SUVの「ヴェゼル」や「ZR-V」、セダン(ハッチバック)の「シビック」などが並ぶが、いずれも車体サイズが拡大し、価格は300万円を超えるレンジが主流になった。

そんな中でフリードは、ガソリン車なら約260万円台からという手ごろな価格設定が魅力だ。ハイブリッド仕様になると300万円台になるものの、25km/Lを超える燃費性能(e:HEV エアー FFの場合)や静粛性、走行の滑らかさを考えれば“納得感のある価格”といえる。まさに「実用性と経済性のバランスが取れた1台」として、ファミリー層の支持を集めている。

また、3代目となる現行型ではデザインをシンプル&クリーンに刷新。過度な装飾を避けつつ、水平基調のプロポーションと大きなグラスエリアが安心感を演出する。ライバルのトヨタ「シエンタ」が「可愛さ」を売りにするのに対し、フリードは「落ち着き」と「実直さ」で勝負した。この“安心して選べるデザイン”が幅広い年齢層に受け入れられ、販売台数を押し上げたといえる。

(次のページに続く)

#ホンダフリード #ホンダヴェゼル #ホンダシビック #eHEV #販売ランキング

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