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【BEV戦略は撤回】ボルボの頂点「XC90」が末期でも大幅改良の背景。BEVより注目度も高そう

登場10年を感じさせない内外装の大幅アップデート

2月13日、大幅アップデートを受けたボルボの7人乗りSUV「XC90」が発売されました。

2世代目となる現行型XC90は2015年に登場した長寿モデルですが、モデル末期になっても販売台数はそれほど落ち込まず、新たな旗艦モデルとなるBEV版の「EX90」(日本未発売)が発売されても販売は堅調で、2025年前半に世界累計販売台数が100万台を超えると確実視されています。

>>新しくなったXC90の内外装をフォトギャラリーで見る

今回のアップデートでは内外装デザインが一気にモダナイズされました。主な変更点は下記のような感じに。

<外装>
・フロントフェイスを一新。
・斜線が重なり合う新パターンのグリルを採用。
・マトリクスLEDのトールハンマー型ヘッドライトを採用。
・新デザインのエンジンフードを採用。
・新色マルベリーレッドを追加。

<内装>
・ダッシュボードは直線的なデザインに一新。
・リサイクル生地とウッドを組み合わせた新デザインに。
・センターディスプレイは12.1インチに大型化&高解像度化(従来は9インチ)。
・マップ・メディア・電話などよく使うアプリをホーム画面に表示。
・プラグインハイブリッドモデルはホーム画面からドライブモードを選択可能に。
・センターコンソールは収納スペース拡大やカップホルダーを追加した新デザインに。
・シート表皮はナッパレザーに加え、2種のリサイクル素材が選択可能に。
・新デザインのB&O製オーディオ(19スピーカー&1410W)をOP設定。
・OTA(無線)アップデートに対応。

<性能>
・マイルドハイブリッドの「B5」はミラーサイクルエンジン化で燃費が5.3%向上。
・B5のサスペンションのダンパーが新しくなり、乗り心地が向上。
・B5もT8も遮音材が追加され、風切り音やロードノイズを低減。

一方、プラグインハイブリッドの「T8」のパワートレーン周りや、両グレードのプラットフォームなどに大きな変更はないとのこと。

新しいXC90の実車の第一印象はなかなか上手にアップデートされた、というイメージ。外装で大きく変わったのは最新BEVの「EX90」風に刷新されたフロント周りですが、サイドやリアも含めて古さを感じさせないのは、北欧デザインの貫禄といったところでしょうか。

また、大型センター画面を中心に、すっきりと整理されたインパネ周りの造形も十分にモダン。改良前モデルでは古さを感じさせたセンターディスプレイや空調吹き出し口、ATセレクターの雰囲気などが一新されています。

(次のページはXC90の価格やボルボの戦略変更について)

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