最強コルベットZ06試乗 怒涛の加速が麻薬的!?
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:菊池 貴之
コルベット最強のモデル、Z06が積むのは7リッターV8、511ps、637Nm! 化石燃料の枯渇や地球温暖化といった問題がクローズアップされるなか、この種のモンスターカーが存在を許されるのか? そんな疑問を持つ人もいるだろう。もしかしたら、強大な軍事力によって世界から石油をかき集め、消費し、二酸化炭素をまき散らす傲慢なアメリカとZ06を重ね合わせる人もいるかもしれない。
しかしあえて書こう。Z06のようなクルマを許容しない世の中は味気ないと。もちろん、我々には地球環境を守っていく責任がある。しかし、だからといってこういうクルマに悪者のレッテルを貼り、隙あらば世の中から締め出してしまおうという動きが出てきたら、それはそれで大きな問題だと思うのだ。
もちろん、現実問題としてZ06は無駄の塊だ。しかしその見返りとして、現在Z06のオーナーには最高額となる11万円/年の自動車税が課せられる。待ったなしの状態にある環境問題を考えれば当然のことである。それどころか、税額は安すぎるぐらいだ。2倍や3倍に引き上げてもいいと思う。その結果、購入する人が減ったとしてもそれは仕方がない。しかし僕は「こんなクルマは消えてなくなってしまえばいい」とは決して思わない。憧れの存在として、また人類が生み出した文化文明のひとつとして、こういうクルマの存在を認めることが成熟した社会だと思うからだ。ましてや、見て、乗って、走らせてみて、Z06がポルシェやフェラーリにも匹敵するインパクトをもつクルマだということが確認できたいま、僕のなかでZ06に対する畏敬の念はますます高まりつつある。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
自転車[接触事故]すげぇ増えてるけど[自動車保険]しっかり対策取れてるのか?
アルファロメオの車検費用はいくら?相場や高い理由、費用を抑えるコツを紹介
2026年に新型エルグランド登場? ニッサン、EVや軽の新モデルと新技術の投入計画を発表
消耗品はカネ食い虫!! カーライフのイタい出費を防ぐ[ケチケチ術]
「べレット」「117クーペ」など、いすゞの名車が勢揃い! スバル車をはじめ昭和な旧車が集まった「いすゞ・スバルプラス オーナーズミーティング2024」とは
プジョー、ル・マンをイメージした商用バン『エキスパート・スポーツ』発表 18インチが映える新仕様
レーシングブルズ代表「レッドブルのシートをつかんだ角田が誇らしい」復帰ローソンには「最高の環境を整える」
元ジュニアWRC王者のルフェーブルがERC本格復帰。計5戦で新型ヒョンデをドライブ
真の「Sクラス」へあと1歩 メルセデス・ベンツEQS 450+へ試乗 バッテリー増量で航続717km
レンジローバー「ヴェラール」で極めたローダウン仕様! 日本製にこだわったカスタムで選んだのは「プロクセス FD1」…走り心地はいかに!?
EVをさらに静かにする BMWのラボの内側 外界から遮断されたハイテク音響風洞
レッドブル入りの角田裕毅「挑戦への覚悟はできている」古巣レーシングブルズには感謝のメッセージ
新型「マカン」日本発表イベントが増上寺で開催。“ミスターマカン”が語るその魅力とフル電動化のメリット
ホンダの大黒柱「フィット」はなぜ苦戦中なのか? 答えは市場の変化と開発コンセプトの両方にある
世界を驚かせた“オラオラ顔”が少しマイルドに。BMWの新世代BEV「iX」は改良でどうなった?
【ビッグニュース】F1ドライバー角田選手のレッドブル入り確定! 日本人初のトップチーム入りが実現。次戦日本GPから参戦
ホンダ「フリード」ガソリンモデル改良 価格改定で約10万円アップ、ハイブリッド車と同じ塗装を採用
今やMT車のメリットは「運転が楽しい」以外に存在しない…それでもMT車が無くならない明確な理由
5年目を迎えた「ハリアー」が改良で最大の“弱点”を解消か。次期型はRAV4と統合される可能性も
【危険】花粉症で重大事故になる場合も…車内に飛び散る花粉はどうすればいいのか? 運転への影響と対策とは
新型リーフ公開! 日産が新型車投入計画を発表。国内市場は新型軽自動車、そしてエルグランドの行方は?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!