新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 326
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 326
2024年5月9日(水)、ホンダが3世代目となる新型「フリード」を先行公開しました! 発売予定は6月。今回わかったのは主にデザインで、パワートレーンや燃費、各種メカニズムなどのスペックは未公開。それでも、ポルシェあたりを思わせる横ライン状のライトなど、「けっこう変わった!」という感想をもったユーザーも多いのではないでしょうか?
従来の標準(デザイン)モデルが「フリード エアー」と改名され、2代目の途中から設定されたクロスオーバー仕様「フリード クロスター」との2本立てになったのもポイント。「ステップワゴン」現行型と同様のデザイン戦略を踏襲してきたことから、ホンダが“エアー”の世界観に一定の自信を持っていることがうかがえます。
特徴的なライトデザインは、基本仕様が2連のライン状LED(ターンライト・ポジションライト・デイタイムランニングライトを兼ねる)に、下段のハイ/ロービームを組み合わせた片側3灯タイプ。下段のロービームにアダプティブドライビングビームを加えた片側4灯タイプもメーカーOPで用意されます。
担当的に注目なのが前後ボディの表情の違い。ハイテック感のあるヘッドランプなどシャープで緻密な雰囲気のフロントフェイスに比べると、ほぼ垂直に切り立つリアパネルいっぱいにバックドアが切り抜かれたリア側は、ワンボックスのようなシンプルさ。これにより開口部高さ1255mm、開口部最大幅1080mm、開口部地上高350mmといずれもクラストップの数値を実現したそうですが、デザインの好みは分かれるかもしれません。
サイドビューもくさび型シルエットに抑揚のあるキャラクターラインが上下に走る現行モデルとは打って変わって、水平基調のボクシーでクリーンな表現となり、背の低いステップワゴンのような雰囲気に。ちなみにボディサイズはほぼ変わらずで、フェンダーアーチに樹脂プロテクターの付くクロスターは全幅が+25mmの1720mmで3ナンバーボディとなっています。
・次期型|全長4310×全幅1695(エアー)・1720(クロスター)×全高1755mm
・現行型|全長4265×全幅1695×全高1710mm
※全高の+45mmは新型がシャークフィン化されたことによるもので、現行型の可倒式ルーフアンテナを立てた状態では、逆に新型のほうが105mm低くなります。
(次のページに続く)
>>新型「フリード」と改良版「シエンタ」。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
>>お手頃&買って満足のコンパクトカー選び。失敗しない鉄板モデルは?
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