超高級車市場に参戦するBMW M850iは本格スポーツより肩の力を抜いた走りで実力を出す
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
パワーソースの魅力も忘れるわけにはいかない。
まずエンジンとトランスミッションの相性がいい。最高出力530ps・最大トルク750Nmを発揮するエンジンとは思えないほど、1~3速を使う街中でも変速ショックやギクシャク感がないし、コンフォートモードなら強く加速するときでさえ変速が滑らか。トランスミッション自体の完成度もあるが、エンジンの発生トルクを瞬時にコントロールして変速をアシストする燃焼技術の成せる技だろう。
もちろん力強さと刺激、そして適度な荒々しさも備わっている。アクセルを深く踏んだときの加速力は強烈で、4WDの効果で姿勢変化が抑えられることもあって速度感が麻痺しそうだが、一般道の交通環境でこの能力をフルに発揮できる場所はないレベルだ。
また、ノーマル時であっても、音量こそ抑えられているが体に響くような野太いV型サウンドで、買い物グルマ的な使い方だとうるさいと感じるほど。しかもアクセルを深く踏めば、ノーマルモードでさえ3700rpmあたりからバイパスバルブが開いて刺激的な音を奏でる。スポーツモードではバルブが積極的に開放されるので、いつでもどこでも刺激的なサウンドが楽しめる。
アクセル操作に対するレスポンスや、コントロール性もいい。ドライブセレクトをスポーツプラスにして、トランスミッションをマニュアルにすると、滑らか路面でないと運転し辛く感じるほどアクセルと駆動が直結感を増す。ふだんは全てを最適に調整してくれるアダプティブモードで走るほうが心地いいだろう。
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