スポーツカー復活は遠のく？ アキュラ電動化計画の裏で変わるラインアップ

アキュラ NSX 次期型予想CG 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

NSX後継モデルは登場延期？ 方針転換の背景

ホンダが北米市場向けに展開する上級ブランド「アキュラ」。そのフラッグシップスポーツ「NSX」の後継モデルが、当初の予定よりも登場が遅れる可能性が浮上しました。

アキュラは近年、ハイブリッドを重視したクロスオーバー中心のラインナップへ移行を進めていますが、フラッグシップモデルへのこだわりは依然として残しているようです。

当初、NSXの後継は完全電気自動車として計画されていました。しかしアキュラは戦略を修正し、今後の電動化の中にハイブリッドを組み込む方針を示しています。

こうした新たなラインナップは数年以内に登場するとされ、完全EVへの移行に踏み切れない顧客層の需要を補う狙いもあると見られます。

2030年までに販売台数の60%をEV化する計画を掲げていたアキュラですが、現状では内燃機関車を一律に切り替えるのではなく、段階的に電動化を進める方針に変化しています。

親会社ホンダが掲げる「2050年カーボンニュートラル目標」への取り組みは継続する一方で、製品戦略の柔軟性を重視する姿勢が見えてきました。

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