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史上最強、ゴルフR登場 環境性能にも注目!!

直4・直噴ターボという選択

思い返せばパサートR36が発表された当時は、その名が次期ゴルフのトップモデルにも継承される、と公然の秘密として囁かれた。そう考えると、いま目の前にあるゴルフRのRの後に“36”の数字があっても不思議ではなかったのである。

しかし奇しくも次期ゴルフ(現行のゴルフVI)の登場と時を同じくして、世界は一変した。そしてゴルフのトップモデルには“R”の名だけが与えられた。ゴルフR36という、名前を聞くだけでワクワクするモデルは幻となったわけだが、むしろこの現実が、ゴルフVIのトップモデルで最新のVWらしさを表現させたのではないか、と思える。

ご存知の通りVWは数年前から、ゴルフR32やパサートR36といった大排気量ハイパフォーマンス・モデルを送り出す一方で、レギュラー・モデルではエンジンのダウンサイジングを推し進めてきた。つまり1.4リッターのTSIエンジンと6速、7速DSGトランスミッションの組み合わせで、小排気量で燃費向上を図りつつ、動力性能では上級クラスに匹敵することを実現した。この手法は現在、VWだけでなく世界的トレンドとなったが、VWインディヴィデュアル社は時代を鑑み、ゴルフのトップモデルにもこの手法を用いたのである。

ゴルフRがチョイスしたのは、大排気量V6ではなく2.0リッター直4直噴ターボのTSIだった。ただしこれは、現行のゴルフVIのGTIに搭載される2.0リッター直4直噴ターボTSIのEA888型とは異なり、先代GTIに搭載されていたEA113型となる。ゴルフRが今回あえてEA113型を選んだ理由は、おそらく最新のEA888型がバランサーシャフトの採用やフリクションロスの低減など洗練を軸に開発されたものだからだろう。これに対してEA113型は洗練性ではEA888型には及ばぬもののバランサーシャフトを備えない分、切れ味のある回転やレスポンスの良さを狙えると予測できる。

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