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一瞬で完売した「ディフェンダーOCTA」はやはり凄かった。26年モデルの登場は間近か…ただ悩ましい点も?

一瞬で完売した「ディフェンダーOCTA」はやはり凄かった。26年モデルの登場は間近か…ただ悩ましい点も?

RANGEROVER SPORT SV EDITION TWO

オンだけなら「レンジローバースポーツSV」も捨てがたい

今回の試乗会では、「レンジローバースポーツSV エディション2(以下、エディション2)」と「ディフェンダー(D350)」も乗り比べることができた。

エディション2は、OCTAと同じ4.4L V8ツインターボエンジンに6Dダイナミクスエアサスペンションを組み合わせたレンジローバースポーツの限定グレード。OCTAがオン・オフ問わず高いパフォーマンスを発揮するのに対し、エディション2はどちらかといえばオンロードを速く快適に走ることに特化した性格だ。

レンジローバーシリーズらしい外界から切り離されたような圧倒的な静粛性に、OCTA同様繊細なフィーリングのV8エンジンの加速が加わり、物理法則を無視してシームレスに突進していく。高い静粛性のせいで速度感覚が麻痺するので、ちょっとひと踏みしただけでとんでもない領域に達してしまうその走りは、SUVとは思えないほど刺激的だ。

さらに、絶対に開けられない堅牢な金庫のような強靭なボディと、6Dダイナミクスエアサスペンションのおかげで乗り心地は至極快適。試乗車には23インチの“スタイル5132”カーボンホイール(お値段112万円!)が装備されており、ギャップを乗り越えた際も足の動きが23インチの大径タイヤとは思えないほど軽快だった。

レンジローバーファミリーなので相応の悪路走破性はありそうだが、引き締まった足回りと100万円のカーボンホイールでのオフロード走行は躊躇するだろう。しかしエディション2は、オフロード性能と引き換えにオンロードでの圧倒的な速さと快適性を手に入れている。

エディション2はOCTA同様2000万円超えの高価なモデルだが、オフロードは一切走らずオンロードだけを極めたいなら、OCTAよりもエディション2を選びたくなる。そのスタイルも相まって、これ見よがしなアメコミ的マッチョなスーパーヒーローというより、アスリート並みの引き締まった体をスーツの下に隠すダブルオー的イケメンなのが、いかにもブリティッシュブランドらしく好感が持てる。

>>「レンジローバースポーツSV エディション2」を写真で詳しくチェックする

一方のD350は、これぞまさにディフェンダーのど真ん中といった印象だ。直列6気筒のディーゼルエンジンは、アイドリング+αの回転域からの豊かなトルクを発揮し、オンもオフも扱いやすく、長いストロークを生かしたゆったりとした乗り味はまさに本格的なクロスカントリー車。

その走りは多くのところで語られているのでここでは筆を譲るが、目を三角にして飛ばさなくても芳醇な時間が流れる味わい深さこそ、ディフェンダー人気を支えているのだと思わせてくれる。一度乗れば、そのおおらかで優しい雰囲気が、冒険の相棒として頼もしくオーナーに寄り添ってくれるだろう。

(次ページに続く)

>>「ディフェンダー110(D350)」を写真で詳しくチェックする

◎あわせて読みたい:
>>【リア窓がない!】レンジローバー新型「ヴェラール」は“ガラスレス”で異次元の超美形SUVへと進化する

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