【復活の噂で話題】世界を魅了した三菱「パジェロ」の初代モデルが“SUVの元祖”と言われる理由
掲載 carview! 文:横田 宏近 8
掲載 carview! 文:横田 宏近 8
三菱は、ジープのノックダウン生産により4WDの経験が豊富だった。4WDのもたらす多用途性を熟知していたメーカーだったとも言える。
しかし同時にジープの弱点、すなわち日常性能の低さもよく理解していた。そこで開発したのがパジェロである。パジェロは当初から日本だけでなく、世界市場を見通して開発したモデルだった。
1982年4月にデビューしたモデルは「4ナンバー登録」の商業車規格のみで、ボディタイプはショートホイールベース仕様のメタルトップと、キャンバストップの2種。パワーユニットは2.3L直列4気筒ディーゼルターボ(95ps)と、自然吸気(75ps)、ガソリンは2.0L直列4気筒の自然吸気(110ps)だった。
現在の目で見ると、デビュー直後のパジェロはスパルタンな印象が強い。しかし、当時の水準ではまさに画期的な4WDだった。
ストレスのない高速クルーズ性能を含めた優れたパフォーマンスを持ち、ディーゼルでも静粛性は優秀。もちろん、悪路では乗用車では絶対に真似の出来ない圧倒的な走破性を見せつけた。乗り心地も良く、まさに魔法のカーペットのようなマルチパーパスカーだったのだ。
デビュー7ヶ月後には、早くもあの「パリダカ」に参戦する。出場した4台中、3台が見事にフィニッシュし、市販車無改造部門で堂々の優勝を飾った。そのポテンシャルの高さを世界に向け証明したのだ。
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