アウディQ5が初のフルモデルチェンジ。プラットフォーム一新で大きく“深化”
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
実際に座ってみると、しっとりとした肌触りのシートはたっぷりとしたゆとりがあり、目に入るインパネやドアインナーのしつらえからも丁寧さがにじみ出ているよう。視界はSUVらしくアップライトで、運転席はシートをいちばん高くするとボンネットの先まで見渡せるが、ガラスの上下は前後ともややタイトだ。
後席は前席ほどの頭上のゆとりはないが、しっかりとしたセンターアームレストがあり、すっぽりと包まれるような空間でリラックスできる。収納も大きなドアポケットや大小のトレイ、ドリンクホルダーと充実。2つのUSBや12Vソケットも備わっており、使い勝手もよく考えられている。
ラゲッジ容量は5人乗りの状態でも先代より10L拡大して550L。掃き出し口からの段差も凹凸もほとんどない、スクエアでフラットなスペースだ。後席は4:2:4分割で、ラゲッジ側からレバー操作でも簡単に倒すことができ、最大1550Lの大容量。これは「A4アバント」よりも40Lほど大きいが、地上からフロアまでの高さはQ5の方が高くなるため、どちらが使いやすいかは一概には言えないものの、日常での買い物からレジャーまで頼もしく使えることは確か。またバックゲートはスイッチで自動開閉するのはもちろん、リヤバンパー下に足をかざすと開閉するオートマチック機能も備わっている。
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