ウラカン試乗、スーパースポーツの未来を想う
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
ってなわけで久々にドキドキの富士スピードウェイだが、初めて外で見るウラカンはステキにシンプルだ。兄貴分のアヴェンタドールの影響を色濃く受け、ヘッドライトは小ぶりのLEDタイプ。なにより全体の一体感というか、塊感というか、メッセージ性は増していて、より宇宙船っぽい。
最近、国産車でもワザと毒づいた妙なディテールを纏うモデルがあるが、新世代ランボはなにげに素直に美しくてカッコいい! それでいてリアの層状に重なったギザギザフォルムは、ランボ独自の“魔物”っぽさを表現し、あっという間に悪魔界に浸れる。
乗り込むと着座位置は相変わらず本格派らしく超低いが、それ以上にインテリア全体のロボットっぽさに驚く。アヴェンタドールもそうだったが、意外なほど分かり易い上質さが排除され、あくまでも未来志向。インパネにはスイッチがズラリと並び、全体にエヴァンゲリオンチックな網目模様が刻まれ、センターのイグニッションも八角形の何とも言えないフタを開けて初めてON! が可能になる。
メーターも、もはやコイツはパソコンか? と思うような12.3インチTFT液晶パネルでカラーもハデ目。フェラーリともアストンとも違う世界観で、なにかを捨てきった感じすら漂わせる。
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