三菱エクリプスクロスPHEVはキャンパーも注目するハイブリッドの価格で買えるプラグインハイブリッド
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:望月 浩彦 64
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:望月 浩彦 64
大きく気になった点はないが、ヘッドアップディスプレイはフロントウインドウに投影するタイプではなく、その手前に出現する透明のプレートに情報を映すタイプ。できればウインドウに直接投影してくれたほうが見やすいし、見栄えもよい。コストの面でこちらが採用されたのだろうが、ヘッドアップディスプレイは必須の装備ではないので、ガラスが無理ならメーター内の表示を見やすくすることに注力してもよかったのではないか。もう一点、ATのPポジションはレバー操作ではなく、レバーのすぐ近くのスイッチを押して入れるのだが、やや押しにくい。
欧州勢を中心に多くのPHEVモデルが日本で販売されているが、それらに対する三菱のPHEVモデル(というか日本メーカーのPHEV全般)の優位性は給電性能だ。つまりバッテリーに蓄えた電力を車内や車両の近辺で電化製品を動かすのに使える(最大1500W)。アウトランダーPHEVがキャンパー、とりわけキャンピングトレーラーを牽引する人々に人気の理由はそこにある。彼らはこれまでアウトドアでの電力を発電機やポータブルバッテリーに頼ってきたが、13.8kWhの容量があれば十分な電力を取り出すことができる。ホールドモードやチャージモードをうまく使えば、満充電で目的地に到着してキャンプを始められるというわけだ。
また急速充電口にV2H機器を接続することで車両に蓄えた電力を家で使うこともできる。満充電の状態で一般家庭約1日分の電力を取り出せるほか、エンジンをかけて発電すれば満タンで約10日分の電力を取り出すことができる。災害時に有効。割引がある時間帯に車両に充電し、割引のない時間帯に車両の電力で家庭の電気を使うこともできる。使いこなせば相当な節約になりそうだ。欧州メーカーのPHEVは不思議と(EVでさえも)給電機能が備わっていない。これは大きな差だ。
エクリプスクロスのPHEVモデルは384万8900円~。減税や免税を考慮すると目下国内人気ナンバーワンSUVのトヨタRAV4ハイブリッドの4WDモデルと変わらない戦略的な価格設定となっている。HVの価格でPHEVに手が届くとなれば迷うこと必至。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
マクラーレン、720Sレースカーの後継モデルの可能性に言及。「GT3があるかぎり必ず」
切磋琢磨してきたふたり。角田裕毅、好敵手リアム・ローソンの復活を予想「レーシングブルズできっと巻き返してくる」
国内ダブル王者の坪井翔がF1日本GPを見学「ここで戦いたいという気持ちが一層強くなった」
トヨタは5台を投入へ。WRC初開催のラリー・イスラス・カナリアスに10台のラリー1がエントリー
「デボネア」「ギャランGTO MR」「HSR-II」をじっくり見るチャンス! 三菱がオートモビルカウンシル2025でヘリテージカーやコンセプトカーを展示。
全長6m! 600万円級の新型「デュカト」発表! 全高2.8mボディに「革新デザイン」採用! “キャンプ仕様”にピッタリなフィアットの「めちゃデカい商用バン」マイナーチェンジ実施
PONOS RACINGがスーパーGT第1戦岡山を前に突如ドライバーを変更。ワドゥとの契約を解除し篠原拓朗を起用へ
軽ユーザーは「通常のナンバープレートの色が好きではない」 図柄入りナンバー「選んだ理由の“違い”」浮き彫りに
【MotoGP】小椋藍、第4戦カタールに向けやる気十分「競争力は発揮できると思う」ギャンブル潰されたアメリカの雪辱果たせるか?
トヨタがオートモビルカウンシル2025に出展。初代セリカ リフトバックや4500GTが見られる!
ジープ、「コマンダー」に限定車「フリーダムエディション」 装備充実も価格は安く
セナがドライブしたF1マシンの“V10エンジン”が買えるってホント!? ホンダ・レーシング(HRC)が新事業で伝説の部品をオークションに出品予定!
【覚えていますか?】セリカ、インプレッサ、ランエボ…国産勢と渡り合った美しき名車、ランチア「デルタ」の魔力
【最新】トヨタ「RAV4」次期型のデザインはこうなる! 新プラットフォームでボディ拡大&ハンマーヘッド顔に
【後日精算に不満爆発】ETCを襲った大規模システム障害。無料にならない複雑背景と、混乱を招いた根本原因
【シルビア復活】が新社長就任で一気に現実味。ただし「リーフ」ベースのEVになる“ガッカリ説”が濃厚
【買うなら年次改良モデル】下馬評覆し人気のレクサス「LBX」。受注停止の訳は“バッテリー問題”の解消
【E-C4より120万円以上安い】シトロエン初の「C4ハイブリッド」はクラス最高燃費と新世代デザインで日本の本命なるか
レースで“BMW”の名を轟かせるために生まれた初代「M3」はサーキットで熱く日常ではジェントルだった
痛快かっとび軽ターボはなんと4ナンバーだった! 性能も見た目も乗り手を選んだ初代スズキ「アルトワークス」
【新情報!】「買えないランクル70」が今夏再受注の噂。前回買えなかったユーザーが今やっておくべきこととは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!